GPSによる浮気調査の方法は?おすすめの設置場所や注意点について解説

「浮気調査でGPSはどこにつける?」
「GPSで浮気調査をするのは違法?」
浮気の証拠探しのやり方にGPS調査がありますが、対象者の位置情報をリアルタイムで把握できる反面、使い方を間違えると違法になったり、パートナーとの信頼関係を壊してしまったりするリスクもあります。
そこで本記事では、GPSを使った浮気調査の具体的な方法や設置場所の選び方、注意点、違法性の有無などをわかりやすく解説します。
自分で調査を進める前に知っておきたい基礎知識をしっかり押さえ、浮気の有無を確かめるための参考にしてください。
この記事でわかること |
GPSを使って自力で浮気調査することは危険
浮気の証拠を掴むために、GPSを使って自分で調査しようと考える方は少なくありませんが、これは思わぬリスクを伴う行為です。
まず、GPS機器の設置場所や使用方法によっては、プライバシーの侵害や違法行為とみなされる可能性があります。
また、尾行や位置確認の際に感情的になり、冷静な判断を欠いてトラブルに発展するケースもあります。
さらに、GPSの情報だけでは浮気の証拠として法的に不十分な場合も多く、徒労に終わってしまうこともあるでしょう。
浮気調査は専門的な知識と慎重な対応が求められるため、自力で行うのではなく、探偵事務所などのプロに相談することが安全かつ確実な方法です。
GPSを使う場合の注意点は3つある
浮気調査でGPSを使用する際に、トラブルや違法行為を避けるために押さえておくべき注意点が3つあります。
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上記3点を踏まえ、慎重に行動することが重要です。
以下で、それぞれの注意点について詳しく解説していきますので、GPSを使用する予定の方は必ずチェックしてください。
GPS発信機は評判の良い店舗から入手する
浮気調査に使うGPS発信機は、必ず信頼できる店舗や専門業者から購入またはレンタルしましょう。
インターネット上には格安のGPS端末も数多く出回っていますが、中には精度が低かったり、突然動作不良を起こしたりする粗悪品も存在します。
また、違法な仕様の製品を誤って入手してしまうと、知らぬ間に法令違反となるリスクもあります。
正規の販売ルートを通じて、レビューや実績のある専門業者を選ぶことで、GPSの精度やバッテリーの持ち、安全性が保証されます。
さらに、店舗によっては使用方法のアドバイスや設置サポートなども提供してあります。
調査の成否に関わる重要な機器だからこそ、信頼性を最優先に選びましょう。
無断でスマートフォンにGPSアプリを入れない
パートナーの行動を把握するために、スマートフォンにGPSアプリをこっそりインストールしたいと考える方もいるかもしれません。
しかし、これは法律違反に該当してしまう可能性があります。
スマートフォンは個人情報の塊であり、無断で操作することはプライバシーの侵害や不正アクセス禁止法に抵触する恐れがあります。
たとえ家庭内であっても、相手の同意を得ずにGPSアプリをインストールする行為は、なるべく避けるべきです。
また、アプリのインストールはログに残りやすく、気づかれるリスクも高いためオススメできません。
浮気の有無を確かめたい気持ちは理解できますが、法的トラブルを避けるためにも、自分でパートナーのスマートフォンを操作するのは避けるべきです。
見つかった場合のリスクを踏まえて判断する
GPSを使った浮気調査は、相手に気づかれずに行うことが前提ですが、万が一見つかった場合は深刻なリスクを伴います。
まず、信頼関係が完全に崩れる可能性があり、関係修復が困難になるケースも少なくありません。
また、GPSの設置や利用の仕方によっては、ストーカー規制法や軽犯罪法などの法律に抵触する恐れがあり、法的トラブルに発展する危険性もあります。
さらに、相手が逆上して暴力や嫌がらせに発展するリスクも考えられ、身の安全にも関わる問題となることがあります。
これらのリスクを冷静に踏まえた上で、GPS調査を行うかどうかの判断を下すことが大切です。
自己判断での調査に不安がある場合は、探偵事務所などの専門家に相談することが、安心かつ安全な選択となるでしょう。
浮気調査に使える主なGPSの種類は3つある
浮気調査に使えるGPSとして、目的や状況に応じて使い分けられる以下の3つの主なタイプがあります。
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特性や利便性、注意点に違いがあり、調査の成功率を高めるためにはタイプ選びが重要です。
特徴を正しく理解し、自身の調査目的に合ったGPSを選ぶことが、スムーズかつ効果的な浮気調査の第一歩です。
以下で、各タイプの詳細を解説していきます。
ロガータイプ:移動経路を記録する
対象者の移動経路を記録し、後からパソコンなどでデータを確認できるタイプの端末です。
リアルタイムでの追跡はできないものの、電波が届かない場所でも記録を続けられるという強みがあります。
決まった時間帯の行動パターンを把握したい場合や、定期的な不審な外出があるかを確認したい場合に適しています。
また、バッテリーの持ちが長く小型で目立ちにくいため、車両への設置にも向いています。
ただし、現場での即時対応が難しいため、浮気の現行犯を押さえるには不向きです。
リアルタイムタイプ:パートナーの現在位置を追跡する
対象者の現在地をスマートフォンやパソコンで即時に確認できるのが大きな特徴です。
専用の通信機能を備えており、数分単位で位置情報が更新されるため、パートナーがどこにいるかをリアルタイムで把握できます。
浮気の現場を押さえたいタイミングに有効です。
また、あらかじめ設定したエリアから外れた際に通知が来る「ジオフェンス機能」が備わっている製品もあり、より効率的な監視が可能になります。
ただし、通信料や本体価格が高く、バッテリーの消耗も早いため、長期間の調査には向いていない点に注意が必要です。
アプリ:スマホを通じて調査する
無料や低価格で使えるサービスも多く、端末さえあればすぐに位置情報を確認できるのが特徴です。
また、移動履歴や現在地の追跡機能など、高機能なアプリも数多くあります。
GPSアプリは、手軽さとコストの安さが魅力ですが、要注意なのが「本人の同意なしにインストールすることは違法」だという点です。
不正アクセス禁止法やプライバシー権の侵害に該当し、刑事事件に発展するリスクもあるため、絶対に無断で利用してはいけません。
利用する場合は、夫婦間で話し合った上で合意を得るか、自分のスマホに入れて位置共有するなど、合法的な範囲での使用を徹底しましょう。
GPS発信機を選ぶ際のポイントは3つ
浮気調査を効果的にするためには、適したGPS機器選びが欠かせません。
GPS選びには以下の3つのポイントが大切になります。
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精度の高い位置情報は調査の信頼性に直結し、リアルタイム機能は現場対応力を高めます。
また、目立たないサイズと重さは発覚リスクの軽減につながります。
これらの条件を満たすGPS機器を選ぶことで、スムーズかつ安全に浮気調査を進めることが可能になります。
以下でさらに詳しく解説していきます。
位置情報に誤差が出づらいものを選ぶ
浮気調査においてGPSの位置情報の精度は極めて重要です。
誤差が大きいGPSだと、対象者が実際にどこにいたのかを正確に把握できず、効果的な調査になりません。
実際には自宅付近にいたのに、地図上では別の建物に表示されてしまうといったケースは珍しくありません。
測位に「みちびき」や「GLONASS」など複数の衛星システムに対応した高性能機器がオススメです。
また、レビューや評価を確認し、都市部や屋内でも安定した位置情報を取得できるかをチェックするのも大切です。
確かな位置情報があってこそ、信頼できる調査結果が得られるのです。
リアルタイムタイプを選ぶ
浮気調査においては、対象者の現在地をその場で把握できるリアルタイムタイプのGPS発信機が非常に有効です。
リアルタイム機能があれば、今どこにいるかをスマートフォンやPCで即座に確認できるため、現場への急行が可能になります。
ただし、通信機能を使う関係上、月額料金が発生するタイプが多く、コスト面も考慮が必要です。
それでも、即時性と精度を両立した調査を行いたい場合には、リアルタイムタイプが最適な選択肢といえます。
小型で軽量なものを選ぶ
相手に気づかれずに設置・運用する必要があるため、小型で軽量なモデルを選ぶことが非常に重要です。
サイズが大きい機器は取り付け場所が限られ、発覚するリスクも高まります。
一方で、コンパクトなGPSであれば車の下部やバッグの中など目立たない場所に設置しやすいので、調査の自由度が高まります。
また、軽量であれば持ち運びや取り外しも簡単なため、設置や回収のタイミングを柔軟に調整できるというメリットもあります。
さらに、最近では小型でありながら高性能なモデルも増えており、バッテリー持ちや通信機能も十分なものが選べるようになっています。
浮気調査を成功させるには、相手に気づかれず、確実に記録を残せる設計のGPSを選ぶことが鍵になります。
浮気調査でGPSを使う場合は設置場所を検討する
GPS使った浮気調査は、どこに設置するかが成功のカギを握ります。
不適切な場所に設置すると、すぐに発見されてしまったり、正確な位置情報が取得できなかったりする可能性があるため注意が必要です。
特に、車両に設置する場合は、発見されづらく電波が遮られにくい場所を選ぶことが重要です。
代表的なGPSの設置場所としては、
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などがありますが、上記の中には設置を避けるべき場所もあります。
機種によっては防水性が弱いものもあるため、設置前に必ず仕様を確認しましょう。
また、GPSの電波状況を妨げる金属や密閉空間も避けるべきです。
使用するGPS機器の仕様をしっかりと理解したうえで設置場所を考えましょう。
車のトランクルーム
車のトランクルームは、GPS発信機の設置場所として比較的安全で目立ちにくい場所の一つです。
日常的に開け閉めされる頻度が少ないため発見されにくく、長期間の調査にも適しています。
また、荷物の下や側面のパネル裏にうまく隠すことで、視認性をさらに下げることが可能です。
ただし、トランクルームの内部は金属で囲まれていることが多くGPSの電波が遮断されやすい点には注意が必要です。
可能であれば事前にGPSの電波が届くかテストを行い、位置情報が正確に取得できるかを確認しておきましょう。
車のエンジンルーム
車のエンジンルームはGPS発信機の隠し場所として有効に思えますが、実は設置を避けるべき場所のひとつです。
高温環境にさらされるため、発信機が故障するリスクが高いからです。
エンジン稼働中は100度近くまで温度が上がることもあり、電子機器には過酷すぎる条件です。
また、設置するためにはボンネットを開ける必要があり、相手に不自然な印象を与える可能性もあります。
さらに、金属に囲まれていることで位置情報の精度が大きく低下する懸念もあります。
車の座席下や隙間
車の座席下や隙間は、GPSの設置場所として非常に有効な場所です。
このエリアは日常的に見られることが少なく、パートナーにも気づかれにくいため、調査の成功率を高められます。
特にシートの下部はカバーやマットに覆われており、自然に隠せるうえ比較的簡単に取り付け・取り外しが可能です。
また、車内にあるため電波の遮断が少なく、位置情報の精度も安定しやすい傾向があります。
ただし、座席を前後に動かす際にGPSが挟まったり、踏まれたりして破損する可能性もあるため、固定位置には注意が必要です。
カバンの底板の下
カバンの底板の下は、GPSを仕込む場所として効果的な場所のひとつです。
ビジネスバッグなどの、底に厚みのあるカバンには中敷きが使われていることが多く、その下に薄型のGPSを忍ばせることで自然にカモフラージュできます。
日常的に使用する私物の中にあるため、車とは異なり屋内外問わず常に追跡できる利点もあります。
ただし、頻繁に荷物を出し入れする人や、カバンを変える習慣があるパートナーの場合は、発見されたり持ち歩かれなかったりするリスクもあります。
GPSによる浮気調査は違法になる可能性がある
GPSを使った浮気調査は、方法を誤ると違法行為とみなされる可能性があります。
たとえば、パートナーの同意なくスマートフォンにGPSアプリをインストールしたり、私有物に無断で発信機を設置したりする行為は、不正アクセス禁止法やプライバシー権の侵害、ストーカー規制法などに抵触する恐れがあります。
特に近年では、GPSを用いた追跡行為に対する法的規制が強化されており、「相手の自由な行動を妨げる目的」が認められれば、刑事罰の対象となるケースもあります。
たとえ配偶者であっても、同居していない場合や別居中である場合には、より厳しい判断が下されることがあります。
以下で、違法になる場合とならない場合を具体的に解説します。
GPSでの浮気調査が違法になるケースは3つある
GPSを用いた浮気調査は、やり方を間違えると違法行為と判断される可能性があり、特に注意すべきケースは次の3つです。
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このような行為は「つきまとい」や「監視」の意思があると判断され、違法とされることがあります。
浮気の事実を明らかにする目的であっても、手段によっては自分自身が法に問われるリスクがあることを常に意識しましょう。
GPSでの浮気調査が違法にならないケースは2つある
GPSを使った浮気調査には違法性が伴うリスクがありますが、適切な条件を満たしていれば合法とされるケースも存在します。
たとえば、以下の2つのケースは合法です。
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自分名義の車にGPSを取り付け、その車をパートナーが使用している状況であれば、違法性は問われにくいとされています。
また、夫婦間や恋人同士で位置情報を共有する合意がある場合には、プライバシーの侵害には当たりません。
ただし、「暗黙の了解」や一方的な解釈ではなく、文書や口頭でも確認可能な形での合意が望ましいです。
GPSの位置情報だけで有効な証拠にはならない
浮気の有無を確かめるためにGPSを活用することは有効な手段のひとつですが、位置情報の記録だけでは法的に「浮気の証拠」として認められにくい点に注意が必要です。
GPSはあくまで「どこにいたか」という情報を示すものであり、「誰と何をしていたか」までは証明できません。
たとえば、ラブホテル周辺に長時間滞在していたとしても、その場所にいた理由や相手の特定ができなければ、浮気を立証する決定的な証拠とはなりません。
離婚や慰謝料請求など法的手続きを進める際には、写真や音声、LINEなどのやりとりといった複数の証拠を組み合わせることが必要とされます。
GPSはあくまで浮気を証明するための補助的なツールであり、単独では不十分であることを理解し、より確実な証拠を収集する姿勢が大切です。
肉体関係を示す証拠が必要
法的に「不貞行為」と認められるためには、単なる交際や親密な関係だけでなく、肉体関係を示す証拠が必要です。
浮気を立証し、離婚や慰謝料請求といった法的対応を目指すのであれば、肉体関係を裏づける具体的かつ複数の証拠を集めることが重要となります。
ラブホテルへの出入りを撮影した写真や、ホテルに二人で出入りしていることが確認できる動画などは、直接的な証拠として有効とされます。
逆に、GPSの位置情報だけでは「一緒にいた」ことまでは裏付けられず、「肉体関係があった」と断定できる要素が欠けるため、証拠能力としては限定的です。
浮気現場の写真や動画が必要
浮気を法的に立証するために特に有効とされるのが、浮気現場を押さえた写真や動画です。
具体的な証拠は裁判や調停の場で強い効力を発揮し、慰謝料請求や離婚協議を有利に進める材料になります。
ただし、撮影方法によってはプライバシーの侵害に当たる可能性があるため、違法行為にならない範囲で慎重に行う必要があります。
探偵事務所などのプロに依頼すれば、法的リスクを回避しながら高精度な証拠を得ることが可能です。
GPSで動きを把握しつつ、証拠写真や映像を組み合わせるのが理想的です。
GPSを使った浮気調査のメリットは2つある
GPSを利用した浮気調査には、以下の2つの大きなメリットがあります。
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コストと効率のバランスをとれる点で、GPSは非常に有効な選択肢となります。
とはいえ、精度や証拠力の面では限界もあるため、状況に応じて探偵との併用も検討しましょう。
パートナーを尾行しなくても調査できる
GPSを使えば、自分自身がパートナーを直接尾行しなくても行動を把握することができるため、調査の負担が大幅に軽減されます。
尾行は素人にとって非常に難易度が高く、尾行対象者に気づかれるリスクがあり、スケジュールの調整や移動手段の確保といった負担も避けられません。
一方、GPS発信機を使えば、離れた場所からでも位置情報を確認できるため、相手の動きを冷静かつ客観的に把握することが可能です。
とくにリアルタイム型のGPSであれば、現在地を即座に確認できるため、浮気の兆候がある時間帯や曜日に絞って効率的な監視が行えます。
探偵に頼むより調査費用を抑えられる
GPSを使った浮気調査は、探偵に依頼する場合と比べて大幅に費用を抑えられる点が大きな魅力です。
探偵事務所に依頼すると、1時間あたり1万円前後の人件費がかかり、数日間の調査で数十万円に達することも珍しくありません。
それに対してGPS発信機は、機種によりますが数千円〜2万円程度で利用でき、月額利用料を加えてもコストは比較的抑えられます。
GPSだけで法的証拠として不十分な場合もありますが、まずは自力で状況を把握したいという段階では、費用対効果の高い選択肢です。
GPSを使った浮気調査のデメリットは3つある
GPSを利用した浮気調査は便利な手段ですが、その一方で注意すべきデメリットも存在します。
特に重要なのは次の3点です。
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自分でGPSを使った調査を考えている場合は、慎重に判断することが求められます。
以下で詳しく解説しているので、必ずチェックして自分のリスクを正しく理解しましょう。
違法の可能性がある
GPSを使った浮気調査は、使用方法を誤ると法律違反となる可能性があるため、慎重に行う必要があります。
たとえば、相手のスマートフォンや私物の車に無断でGPS発信機や追跡アプリを取り付ける行為は、不正アクセス禁止法やプライバシーの侵害、ストーカー規制法に抵触する恐れがあります。
これらの行為が発覚すると、刑事責任を問われるだけでなく、逆に損害賠償請求を受けるリスクもあります。
また、たとえ夫婦間であっても、別居中や不仲な状態では「他人」として扱われることがあり、法的な許容範囲は限定されます。
調査を成功させたい気持ちがあっても、違法な手段を用いてしまっては本末転倒です。
信頼関係が崩れる可能性がある
GPSを使った浮気調査は、たとえ浮気の有無を確かめる目的であっても、パートナーとの信頼関係を大きく損なうリスクを伴います。
仮に浮気の事実がなかった場合でも、無断で位置情報を追跡していたという事実だけで、相手のプライバシーを侵害したと受け取られ、関係修復が困難になることがあります。
パートナーとの今後の関係をどうしたいのかを考えながら、慎重に調査の方法や手段を選ぶことが大切です。
位置情報だけでは証拠にならない
GPSで得られる位置情報は、浮気調査において一つの証拠にはなりますが、それだけでは法的な証拠としての力は不十分です。
たとえば、ラブホテル付近に長時間滞在していたというデータがあったとしても、それだけでは「誰と」「何をしていたのか」は証明できません。
そのため、裁判や慰謝料請求などの法的手続きを進める際には、GPS情報は補助的な役割にとどまります。
浮気を立証するには、肉体関係を裏付ける写真や動画、メッセージのやり取りなど、より具体的かつ直接的な証拠が必要です。
GPSはあくまで調査の手段の一つとして活用し、他の証拠と組み合わせることで効果を最大限に発揮します。
浮気の証拠を安全に掴みたいなら探偵事務所に依頼しよう
GPSを使った自力での浮気調査は、コストを抑えられる一方で、違法リスクや証拠力の弱さといった問題がつきまといます。
リスクを回避しながら確実に証拠を得るためにも、プロの探偵事務所に依頼するのが安全かつ効果的な方法です。
探偵は、法的に認められた調査技術と豊富な経験をもとに、尾行や撮影、報告書作成まで一貫して対応します。
また、浮気の有無だけでなく、慰謝料請求や離婚裁判でも有効な証拠を収集できるため、後の手続きも有利に進めやすくなります。
調査内容やプライバシーに関する取り扱いも慎重に管理されており、安心して相談できます。
自分での調査はコストを抑えられますが、後々のことを考えて最初から探偵への依頼を検討することをおすすめします。
まとめ
GPSを使った浮気調査は、相手に気づかれずに行動を把握できる便利な手段であり、費用も抑えられることから、多くの方が検討する方法です。
しかし一方で、設置方法によっては違法となるリスクや、信頼関係の悪化、証拠としての限界といったデメリットも存在します。
位置情報だけでは浮気の事実を完全には立証できず、肉体関係を示す証拠や写真・動画などが求められる場面も多いため、慎重な対応が必要です。
もしも確実な証拠を安全に得たいと考えるなら、専門知識と調査ノウハウを持つ探偵事務所に依頼することが最も確実な手段です。
まずは、法的リスクを避けながら冷静に状況を見極め、自分にとって最善の方法を選択することが、後悔のない浮気調査につながります。
当記事の監修者

- 氏名
- 岡田 真弓
- 経歴
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1968年東京都生まれ
2003年総合探偵社・株式会社MRを設立
2008年MR探偵学校を開校し、学長に就任
2016年一般社団法人日本ライフメンター協会を立ち上げ、代表理事に就任
2017年こころテラス株式会社を設立
- 紹介文
探偵業の現場で培った経験をもとに、「探偵の現場」や「夫を夢中にさせるいい妻の愛されルール」等の書籍を発売。
また、ビジネスリアリティ番組「令和の虎」にも出演し、あらゆるメディアを通じて、調査の実態や夫婦関係の在り方を伝えています。
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