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浮気不倫は家族を苦しめる。不倫が家族に与える影響

公開日:2021/08/30 最終更新日:2021/12/09

自分の欲求を満たすために不倫を行ってしまう人は世の中に何人もいらっしゃいます。そのような人は自分のことしか見えていないので、周りの人がどのような思いで過ごしているのかなど考えたこともないでしょう。

「不倫をしたらどのような影響があるのか」と疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために自分の不倫が家族にばれてしまったらどれだけの影響があるのかをこの記事ではご紹介いたします。

1.不倫の現実: 1-1.不倫をしている人は約2割

2.相手とはどこで出会うのか: 2-1.バレなければいいと思っている

3.不倫にいいことはない: 3-1.不倫は自分だけでなく周囲に影響を与える; 3-2.自分の人生を大きく変化させる; 3-3.快楽は一瞬のもの; 3-4.パートナーの人生すら左右してしまう

4.不倫が自分へ及ぼす影響: 4-1.人間関係を壊す; 4-2.会社内での評価に影響する; 4-3.離婚になれば家族と会えなくなる; 4-4.慰謝料を払わなければいけないことが多い; 4-5.精神的に不安定になる; 4-6.相手の家族と疎遠になる

5.不倫が家庭に及ぼす悪影響: 5-1.子供の精神面に影響を与える; 5-2.パートナーにトラウマを植え付ける; 5-3.不倫された絶望感から精神病になる; 5-4.仕事に集中できなくなる; 5-5.信頼を失う

6.家族を悲しませないための対策: 6-1.夫婦としての自覚を持つ; 6-2.不倫をしたらどのようなことになるかを夫婦で共有する; 6-3.子供のいる場所で不倫の話題は出さない

7.まとめ

1.不倫の現実

最近では芸能人の不倫などもよく取り上げられるようになるほど、不倫をよく目にするようになりました。さまざまな有名人が謝罪会見を開き、批判を受けたりしていることがあることも世間の人は周知しているでしょう。

そのたびにニュースでは不倫についてどう思うのかなど議論をしていますが、悪いという意見がほとんどですよね。世間では誰もが不倫とはいけない行為ということを知っているのです。

しかしそのようなことを知っていても不倫が世の中からなくならないのは事実です。なぜ不倫はなくならないのでしょうか。まずは不倫の実態についてご説明いたします。

1-1.不倫をしている人は約2割

不倫の話題は現在では毎日のようにテレビで取り上げられていることをご存知でしょうか。芸能界、政界、スポーツ界などどの界隈でも不倫は日常的に行われてしまう時代になってしまいました。

とある調査によると既婚状態でも性的関係者がいると答えた人は男女ともに約２０％という結果が出ました。ということは日本では5人に1人は性的関係者がいるということになります。

不倫の定義とは人の価値観によって違いはありますが、性的な関係を持ったら不倫だという人は多くいらっしゃいます。つまり性的関係者がいるということは不倫をしているといっても過言ではありません。5人に1人が不倫をしているということは自分の周りの人間も不倫をしている可能性は高いということになります。

一度不倫をしてしまうと相手に依存することによってやめられなくなってしまうという人も多くいらっしゃるので、いけないことだという認識があってもどうしても続けてしまうのです。

2.相手とはどこで出会うのか

普段仕事をしていたり、家族と共に生活したりしているのにどうやって不倫相手と出会うのだろうかと疑問を持つ方もいるでしょう。

実際のところ不倫相手と出会うチャンスは皆さんが知らないだけで、そこら中に転がっているものなのです。

不倫相手と出会うのは、

・職場

・元カレ、元カノ

・スポーツクラブ

・SNS

がほとんどです。職場であれば仕事をしながらでも出会いがあるので、時間がないということは関係なくなり、仕事をしているから不倫をされないだろうという油断をすることができないでしょう。仕事を共にしているために一緒にいる時間も長いので、不倫になってしまうことも多々あります。

元カレ、元カノは一度恋人になったことがあるということもあり、お互いのことをよく分かっています。そのため距離を縮めることは難しくないために不倫関係になることもしばしばあるようです。

SNSやスポーツクラブでは知らない人と同じような趣味の人と出会うことができるので、意気投合をすることも多くあるため仲良くなるのには時間がかからないこともあります。お互いを知り合ううちに不倫になってしまったということもあるのです。

2-1.バレなければいいと思っている

不倫をしている人はじぶんのことしか考えていないため「別にバレなければなんの影響もないだろう」という気持ちを持っています。そのため隠していれば何をしても大丈夫だと思い、パートナーの気持ちを考えないような行動にも出てしまうのです。

不倫をしているということはパートナーのことを裏切ったということなのに罪悪感をあまり持たず、関係を続けてしまうのはとてもタチの悪いことです。

たしかにバレることがなければ相手が傷つくことはないかもしれませんが、バレてしまった時に相手へ与える精神的苦痛は計り知れないものです。そうなってしまえば一緒にいられなくなることは必至でしょうから自分の人生を狂わせてしまうでしょう。

3.不倫にいいことはない

不倫をすることは個人的な満足感を得ることができるかもしれませんが、パートナーを裏切っているため良いこととは言えません。しかし、不倫をしているときにはそんなことなんて微塵も気にしていないものです。

不倫をしていて良かったと会見で言っていた人がいるでしょうか。皆口をそろえて「本当に申し訳ないことをした」とか「後悔をしている」などとおっしゃいますよね。不倫を身をもって体験した人が言うことなので間違いのない事実であり、不倫にいいことなんてないのです。

3-1.不倫は自分だけでなく周囲に影響を与える

不倫がバレてしまったときには不倫をした本人だけが責められるのかといったらそうではありませんよね。自分の家族が責められたり、友人なども「あいつと友達なのかよ」などと言われてしまうこともあります。自分が蔑まれる分には自分の犯した過ちなので仕方のないことですが、自分の過ちで関係のない人間まで巻き込んでしまうと巻き込まれた人は納得がいかないでしょう。

当然パートナーの心には最愛の人に裏切られたという大きな傷を残してしまうこともあり、今後の相手の生活にも影響を与えてしまうことも考えられます。

テレビで芸能人が不倫を取り上げられているときも同じです。まずは親族がインタビューを受け、代わりに謝罪をするということが多いですし、相手方の芸能人や自分の家族にまで記者の手が忍び寄ります。

そうなることで周囲の人間にもストレスを感じさせてしまうことも多くなってしまい、信用を失ってしまうということはそう珍しいことではないのです。

3-2.自分の人生を大きく変化させる

不倫とはお金の面でも人間関係の面でも自分の今までの人生を一変させてしまうものなのです。慰謝料の請求をされれば貯金もなくなることもありますし、今までの人間関係がすべて崩れ去ってしまうことも少なくはありません。当然のことながら現在のパートナーと別れてしまうことにもつながりますので、現在の幸せだった家庭を失ってしまうことは避けて通れないこととなるでしょう。

今まで順風満帆だったと思っていてもほんの出来心から始まってしまった不倫によってその後の人生を真っ暗な未来に変えてしまうことも容易なのです。このようなことを知った上ですべてを失っても良いという覚悟を持ちあなたは不倫に望むことはできるでしょうか。

3-3.快楽は一瞬のもの

身体が目当てで浮気をするという人もいらっしゃいますが、身体だけで自分の気持ちが満たされるのはほんの一瞬だけです。いつもはパートナーとしかできない行為を他の人とすることで興奮やドキドキを味わうことができるかもしれませんが、そのような感覚がずっと続くわけではありませんよね。行為が終わってしまえば何も残るものはなく、罪悪感を覚える人も少なくないものです。

その点家族とは何もなければ一生暮らしていくことが可能ですし、何気ないことで笑ったり家族の愛情を受けることができるので精神的にも余裕ができます。

目先の利益を優先するか、自分の長い将来を優先するかといわれればどちらを選ぶほうが賢いのかは明確でしょう。

3-4.パートナーの人生すら左右してしまう

不倫をした人の人生がめちゃくちゃになってしまうことは少しずつ分かってもらえているでしょうが、パートナーの人生までもがめちゃくちゃにしてしまう可能性があります。

パートナーと別れたときが遅ければどちらとも結婚をするような年齢でなくなっている場合もあります。そうなれば相手は一人で生きていかなければいけなくなってしまうことにもなりかねません。その上養ってもらっていたのであれば、就職するには難しい年齢となっているため収入を得ることも困難となってしまうことも考えられます。

重症な場合は精神的に不安定な状態になってしまい、ストレスなどが原因でうつ病などの精神的な病にかかってしまうリスクもゼロではありません。

そうなってしまった場合には妻の幸せだった生活を奪ってしまうことになりますよね。そのため慰謝料や治療費なども請求されることもあります。

4.不倫が自分へ及ぼす影響

周囲にまで影響を及ぼしてしまうのが不倫だとご説明しましたが、やはり家族にも大きな影響はあるものです。

まずは不倫をしてしまうと自分にはどのような影響があるのかをご紹介いたします。

4-1.人間関係を壊す

結婚によって多くの人間関係が形成されたという人も多いことでしょう。パートナーの家族とも仲良くなる場合が多いですし、結婚式を通して共通の友人もたくさん増えます。

そんな祝福してくれた両親や友人たちの気持ちを全て裏切るということになるので、不倫をしてしまうと周りの人たちから「あんなやつ祝うんじゃなかった」などと言われてしまうこともあります。

せっかくの感謝の気持ちを踏みにじられることはとても気分の悪いものですよね。そのため自分の仲の良かった友人たちとも疎遠になってしまうことがあります。

そして言うまでもありませんがパートナーを通じて仲良くなった人間との関係は確実に悪化するでしょう。元々パートナーと仲が良かったわけなのでこちら側の味方についてくれるとは到底考えられません。

このように自分の今まで築き上げてきた人間関係は一瞬で崩れ去ってしまい、取り返しのつかないことになるのはお分りいただけたでしょうか。

4-2.会社内での評価に影響する

不倫とはプライベートな問題なので別に仕事には影響しないのではないか？と思われる方もいるでしょうが、先ほど不倫相手と出会う場所でご説明させていただいたように不倫相手とは職場で出会うことが多いのです。

もし、そんな職場での不倫がバレた場合には何か処分を下されてしまう場合もあります。企業の運営に対して影響を与えているわけでなければ処分はされないだろうが、顧客からの信頼が大切な職種だった場合には倫理にかける行動をしたと処分が下されることは避けられなくなる可能性が高いでしょう。

処分だけで許されればいいですが実際はそれだけでは終わりません。会社に残れたとしても今までと同じ仲間たちと仕事をすることになるでしょうが、その仲間たちから不倫した者に対する信用は無くなっています。そのため信頼がなくなってしまった人間は上司になっても部下がついてこないということになりますので、出世もしづらくなるのです。

不倫の影響で今まで順調だったはずでも居心地の悪い職場となることも考えられるでしょう。

4-3.離婚になれば家族と会えなくなる

不倫をしてしまったことがパートナーにバレた場合にはまずは離婚をするのかどうかという問題に直面することとなります。

本当に「あなたがいないと死んでしまう」というくらい愛してくれていたのであれば、離婚までには至らないかもしれませんが、ほとんどの場合は裏切られたということで信用をなくしているので離婚をする場合が多いでしょう。

そうなってしまえば今まで当たり前のように一緒に過ごしてきていた家族と別れなければならないのです。大切だったパートナー、2人の間にできた子供と今後会うことが出来なくなってしまうということもないわけではありません。

家族にもらっていた癒しは会えなくなって初めて分かるものです。慣れてしまっていればなにも感じなくてもいつもおかえりを言ってくれていたり、子供と何気なく話してみたりと様々な癒しがあったことでしょう。

そのようなものが受けられなくなるのでストレスは溜まってしまいやすくなるために、心には余裕がなくなりイライラしてしまうことが多くなることもあります。

イライラしてしまうせいで自分が悪いことをしていたとしても他人に八つ当たりしてしまったりと、周囲の人間が自分から離れていってしまうような行動をとってしまう場合もあるため人間関係が良好でなくなることもあります。

4-4.慰謝料を払わなければいけないことが多い

肉体関係が元となり家庭環境を破綻に追い込んだ、不倫相手は既婚者と知りながらも付き合っていたなどという場合には慰謝料を支払わなければならないです。このような事実がなかったとしたら払わなくても良い場合がありますが、上記の事実があった場合は支払いを拒否することはできなくなってしまいます。

慰謝料といえばおおよそ100万〜300万が相場となっていますので決して安いものではなく、自身の資産によっては金額が上下しますので多くの資産を持っている人は更に金額を請求されると考えても良いでしょう。

この慰謝料とは別に子供がいる場合には養育費を払わなければいけなくなることもあります。慰謝料は一括で大きな金額を請求されるのに対し、養育費は月々決まった額を支払っていかなければなりません。

この養育費は子供が大学を卒業するまでは支払われることが一般的となっていますので、長期にわたって支払わなければならないことがわかりますよね。一度に支払う額が小さくても月に数万円もの出費が何年も続けば、総額ではとても大きな額を支払わなければいけないということになります。

ご説明してきた２つのものを払っていかなければならないということになった場合は経済的な余裕がなくなるということが予想されますので、今まで送ってきたような生活ができなくなることもあるでしょう。

4-5.精神的に不安定になる

不倫がバレたことにより今まで送ってきた生活はめちゃくちゃになることは先ほどまでのご説明でお分かりいただけているでしょう。自分の生活が狂っていくことによるストレスは計り知れないものです。人間関係は壊れ、経済面での余裕もなくなり、家庭では独りになってしまうという様々なストレスがあなたを襲います。

今までであれば家庭に癒しがあったため少しのストレスはどうってことのないものだったという人も、不倫が原因で離婚をしてしまえば心の拠り所を失ってしまうことでしょう。そうなった場合にはストレスは溜まる一方でイライラしやすくもなりますし、今後どうすれば良いのかという不安にも駆られます。

様々な要因が重なったせいで情緒不安定になり、独りで生活をしていくことが辛くなってしまうことも少なくはありません。

不倫中にも相手への隠し事をしている罪悪感、バレてしまうかもという不安などから精神が不安定になる場合もあります。眠れなくなってしまったり、食欲がなくなってしまったり、薬に頼ることになったりと不倫はあなたの生活に様々な影響を与えることとなるでしょう。

4-6.相手の家族と疎遠になる

これは確実と言っても良いでしょうが今まで仲良くしてきたパートナーの家族とは疎遠になってしまうことは避けられません。パートナーとの約束を破ったわけですのでその家族が怒るということは当然のことですよね。

そうなってしまえば相手の家族はどれだけ仲が良かったとしても、愛する子供を裏切ったものとして関係を断ち切られてしまいます。

これも人間関係のこととほとんど同じでしょうが、やはり親というのは大きな存在です。もし、このまま離婚をせずに2人で生活をしていくと決めたのであれば、再び相手方の親と付き合っていくことになるでしょう。

そうなった時にはとても気まずくなってしまい良好な関係を築くのに相当な時間を要してしまう、あるいは二度と良好な関係を築くことが出来ないということも考えられます。

親との折り合いが大切な夫婦生活で相手方の親と仲良くできないということは大きなストレスの原因となるでしょう。

5.不倫が家庭に及ぼす悪影響

不倫は自分だけでなく周囲にも影響を与えるということをお伝えしてきました。その中でも一番影響が大きいのはなんといっても共に生活をしてきた家族です。想像のできない傷を心に負ってしまうこともありますし、経済的なダメージを負う可能性もあります。

不倫をすることによってどのような影響が家族にあるのかご紹介いたします。

5-1.子供の精神面に影響を与える

今まで愛情を注いできてくれた親が他の人にも愛情を注いでいたということから寂しさを感じてしまうこともあり、子供は辛い思いをしてしまいます。そんなことから子供の精神に影響を及ぼしてしまうこともあるのです。

「今までの親の愛は嘘だったの？」「自分は嘘をつかれて生活していたの？」という思いから人間などに関する不信感などを与えてしまうことがあり、そのことが原因で子供が人間不信になってしまうというケースも存在します。人間不信になってしまえば成長していく上で他人と関わることも少なくなってしまうでしょうから、良い成長が出来なくなってしまうのです。

他には「本当は愛されてなんかいなかった」「自分が生まれることは望まれていなかったんだ」と思い込んでしまい、自分のことを否定的に捉えてしまうようになる場合もあります。そうなれば学業に影響が出るようになったりもします。今まで良い成長を遂げてきた自分の子供の未来が自分のせいでどんどん崩れていってしまうこととなるのです。

このように精神的にダメージを与えるということもあるのですが、親の不倫を真似してしまうという場合もあります。「別に親がやっていたから大丈夫」という考えになってしまい、将来不倫をするような人間になってしまうということになるのです。

5-2.パートナーにトラウマを植え付ける

家族は子供だけでなく、自分のパートナーもいらっしゃいますよね。そんなパートナーとは愛を育み今まで生活を共にしてきたことでしょう。

そんな中でいつも愛情を感じていたと思っていたのに実際は不倫をされていたなんてことが分かったら、相当な心の傷を負うことは目に見えています。裏切られてしまったということから異性に対する恐怖心ができてしまい、これからの人生でも異性と関わることを避けるようになってしまうのです。いわゆるトラウマというものを植え付けてしまうことになります。

トラウマとは心的外傷後ストレス障害とも言われるように心の後遺症のようなものです。心に深い傷を負ってしまうような体験から精神に障害を与えてしまうのです。同じような体験をすることに必要以上に怯えてしまったり、同じ状況になることを避けるような行動を取るようになってしまいます。

トラウマは治らないわけではありませんが、しっかりとした治療が必要だったり、投薬が必要となる場合もありますので小さな問題ではありません。

5-3.不倫された絶望感から精神病になる

トラウマを植え付けるということを前述させていただきましたが、トラウマも重傷になってしまうと精神的な病気になる可能性も存在します。

日常的生活に多少の影響が出るだけでなく、眠れなくなったり、体調が優れないことが続いたりすると鬱状態になってしまう方もいらっしゃるのです。このようになると「自分はダメだ」「もうやっていけない」と悲観的な考えになり、自分の評価を必要以上に下げてしまうようになります。

鬱になってしまえば思考力が低下したり、今まで続けてきた趣味への意欲も湧かなくなったりという症状が出てくるでしょう。そうなればこれまで楽しんでやってきたことも自由にできなくなるくらいに、相手の生活に支障をきたしてしまうこともあるのです。

これだけではなく身体にも影響を与える症状が出てきます。不眠症であったり、いつも身体がだるく疲れが取れなかったり、動悸がしたりと体調不良が日常的になってしまうのです。これは生活リズムやライフスタイルにも影響を与えてしまう可能性もある大きな問題ですよね。

自分を追い込みすぎてしまうような人だった場合には自殺をしてしまうケースもないわけではありません。自分の軽はずみな行動から1人の命が失われてしまうと考えると恐ろしいものですよね。とても責任なんて取れるものではないですし、償っても償いきれない罪となるでしょう。

5-4.仕事に集中できなくなる

不倫をされれば精神的に色々な症状が現れることをご紹介してきました。日常生活に大きな影響を与えるということは仕事にも影響を与えるということになります。「なぜ不倫をされたのか」「自分の何がいけなかったのか」などとどんどんと深く考えてしまい、仕事に集中できなくなってしまうのです。

人間は気を取られていると目の前の物事がよく見えなくなり、失敗をしやすくなってしまうので仕事に集中できなくなってしまったことが大きなミスにつながり、職場内での評価に響いてしまうということもあります。

評価が悪くなってしまえば、昇進などの話があっても取り消されてしまい十分な給料を得るチャンスを失ってしまうことにもつながるでしょう。そうなると離婚をした際に経済的な危機に直面してしまう可能性も出てくるので重要な問題になるでしょう。

5-5.信頼を失う

これは自分への影響でもあるかもしれませんが、家族間での信頼を失ってしまうことになります。そうなってしまえば今までのような生活を送ることは不可能になってしまうでしょう。

子供がいるという理由で離婚はせず、そのままの関係を続けていったとしても信頼関係が崩れてしまっていては夫婦が揃って出掛けるなどということはなくなる可能性が高いです。子供と三人だったとしても出掛けるということがなくなってしまえば、子供はとても悲しいでしょうし寂しい気持ちにもなると思います。

周りの家族との差を感じてしまい劣等感を覚えることもあるでしょう。「なぜうちは家族みんなで出掛けないの？」という疑問から大切にされていないのではないかと思ってしまうこともあります。

このように家族全体の信頼を失ってしまい、一家全体がバラバラになってしまうということもあるわけなのです。

6.家族を悲しませないための対策

不倫をしてしまえば家族が悲しんでしまったり、離婚をしてしまう場合があることがあるということをお伝えしてきました。

実際であればそのような事態になってしまうのは避けたいことなので、それに対する対策をお教えいたします。

6-1.夫婦としての自覚を持つ

夫婦が離婚をしてしまえば子供はどちらかについていくこととなり、両親の愛情を受けられなくなってしまいます。それは子供としては寂しくもなりますし、子供を育てていく上での経済面も厳しくなることが予想されます。

両親が稼いでいたのであればまだしも、基本的には父親が稼いでいたという場合が多いでしょう。そのような家庭では離婚をしてしまえば母親が再就職をするということになるでしょう。就職には年齢やキャリアなども関わってくるのでできる仕事も限られてしまう可能性があります。

このようなことにならないためにも「自分たちは夫婦であり、生涯を共にすると誓っているんだ。子供も養う覚悟がある。」と自覚を持たなければなりません。そのため夫婦2人で自覚を持つようにどのような事を心がけていくのかを話し合うことは大切なのです。

6-2.不倫をしたらどのようなことになるかを夫婦で共有する

不倫をしてしまうとどのようなことになるのかを考えて不倫をしている方はいらっしゃらないでしょう。そのため、不倫をしてしまった後にあんな事をするんじゃなかったと後悔をしているのです。

最初からどのようなことになるのかを知っていれば不倫をするリスクが分かりますので、不倫をする可能性を低くすることができます。

例えば「不倫をしたら離婚をする」「離婚になれば子供はどちらが引き取る」「両親の関係は悪化する」「慰謝料が発生する」などということが考えれますよね。このようなことを2人で共有することで不倫をしたら未来ではどのようなことが起こるのかを予測することができます。そのために不倫をしようとは思わなくなるのです。