女性の不倫【男女別】不倫の割合と不倫してしまう理由

不倫と聞くとどのような印象を受けるでしょうか?裏切り?倫理的に許されない行為?一時的な楽しみ?それとも夫婦生活を長く続けていくための羽休めでしょうか?

育ってきた環境や生まれた国や家族の倫理観によっても考え方は様々かもしれませんが、日本では著名人の不倫が発覚すると痛烈に批判される社会です。

しかし、表面的には不倫を憎んでいるようでも、実際のところ日本での不倫の割合はどうなっているのでしょうか。

また、不倫や浮気に関する男女間の考え方の違いやどんな要因が不倫へと走らせるのかを考え、不倫や浮気を疑わなくても良い幸せな家庭を築くために何ができるかということも考えていきましょう。

世の中の不倫の割合は一体どうなっている?

不倫や浮気をテーマにした娯楽媒体として映画やテレビドラマ、ネットコンテンツや小説などが広く出回り、世界中で人気を博しているので、身近な人間関係や日本国内のことだけでなく世界的な情勢がどうなっているのかも気になるところでしょう。

世界的には不倫に関する考え方はどうなっているのでしょうか?日本の常識と違う部分があるでしょうか?世界的にみて日本の道徳基準や民度はどのような位置にあるのでしょうか?考えてみましょう。

世界の不倫事情

始めに言いますと、不倫は世界中で行われています。文化や言語、宗教や人種、気候や気質は変わったとしても、人類としての遺伝子構造や思考パターンの主要な部分は変わらないものだからです。

古今東西くらべてみても一夫多妻制が容認されてきた文化は世界中にありますし、男女の尊厳の違いなどがあったとしても夫婦関係外の男女の不適切な結びつきはずっと昔から存在し続けてきました。

戦国時代には有力者や大名の跡継ぎは領地の存続のためにとても大切だったので、子供をたくさん設けられるよう何人もの妻を持ち、有力者の子供を産んだ女性はより地位が高くなるという時代もありました。世界中にも似たような例は数多くみられます。
それで、世界各国の不倫に関して数多くの調査が行われてきました。不倫を許容している割合が高い国はどこなのかを決めるランキングや、実際に不倫を行っている人の割合が高いのはどこの国なのかを調査したランキングもあるようです。

ここからはそのランキングを比較対象に用いながら日本と各国の違いを考えてみたいと思います。

不倫の割合が高い国

不倫を許容している割合が高い国の1位はフランスでした。フランスは恋愛の国として名高く、大統領の不倫騒動の時にも、多くの国民が「個人的なこと」と意に介していない様子が見られた、ということからも不倫への容認度が高いことがわかります。

具体的な数値としては、「不倫は道徳的に許される行為ですか?」という問いに対し、「不倫は道徳的に許されない」と答えた割合が調査人数中の42%だったのに対し、「道徳的に許される」と答えた人が12%だったということからもわかります。

この数値がなぜ特別なことなのかというと、2位のドイツは「不倫は道徳的に許されない」と答えた割合が調査人数中の60%だったのに対し、「道徳的に許される」と答えた人が11%だったということ、3位のインドは「不倫は道徳的に許されない」と答えた割合が調査人数中の62%だったのに対し、「道徳的に許される」と答えた人が14%だったということから、フランスでは「不倫」を「許されない行為」と認識している人が圧倒的に少ないということがわかります。

では、実際に不倫をしている人の割合に関してはどうでしょうか。不倫・浮気をしている人の割合が高い国のランキングで1位はタイでした。国民の56%が浮気や不倫をしているそうです。

タイは性に関してオープンな国でもあるので意外な結果ではないかもしれません。整形手術や性転換手術の面でかなり有名ですし、歓楽街の有名さに関しても世界でかなり上位ですので、その点からも性に関しての国家的な開放的な考え方が表れているのかもしれません。

2位はデンマークです。46%が不倫や浮気をしており、7割が不倫経験者であるというデータもあるようです。

3位はイタリアの45%です。私のイタリア人女性の友人もローマのピザ屋で働いていましたが、職場に花束を持ってデートを誘いに来る男性がよくいたそうです。男性が女性をほめたり、誘ったりするのはイタリアでは普通のことなのかもしれませんね。この点を考えると出会いの場が豊富にあり、不倫や浮気の割合も必然的に高くなることが予想されますので、このような結果が出るのも不思議なことではないといえるでしょう。

日本の不倫の割合は?

では、日本はどのようなランキングになっているのでしょうか。上記の二つのランキングで日本がどこに位置しているのかを見てみましょう。

まず、不倫の許容度が高い国ランキングでは、日本は10位という結果になっています。詳細なデータとしては、「不倫は道徳的に許されない」と答えた割合が調査人数中の69%だったのに対し、「道徳的に許される」と答えた人が12%だったということです。

許されないと答えた人数の多さとしては他の国よりも割合が高いですが、「許される」と答えた人の割合は一位のフランスと同じという結果になっていますので、人によっての考え方の違いが大きく、割合的には容認する人が多いという結果になっています。

日本の不倫の割合は、上位10位までのランキングに入ることはありませんでした。しかし、別の調査で見ると日本の浮気・不倫の割合も決して低くないということがわかります。

男女合わせた割合を平均すると約3割の人が不倫をしているというデータもあるようなので、ランキングに載らなくても、日本は世界的にみて不倫をする人の割合が多いほうだといえるでしょう。

男女で違う不倫の割合

上記のデータは国ごとの浮気・不倫への許容度や経験者の多さをはかるデータでしたが、もちろん男女が同じ割合であるわけではありません。男女を考えず、調査人数中の回答者の人数でデータを出しているからです。

では、男女を別として考えると、男性と女性ではどちらのほうが不倫に走りやすいのでしょうか?調査データと、男女が不倫にはまり込みやすくなる原因について考えましょう。

不倫の割合は女性のほうが高い

不倫や浮気に関して、一般的には「不倫は文化」と語った著名な男性芸能人の印象が強く残っており、男性のほうが性的な欲求が強く、家庭の外で異性との不適切な関係を楽しんでいるのは男性のほうが多いのではないかという印象が強いことでしょう。

確かに、男性が街角やバーでナンパをしているところのほうが、女性がナンパしている場面よりもイメージしやすい印象があるのではないでしょうか。

意外にも、実際に行われたある調査では男性の40%、女性の44%が浮気・不倫の経験があるというデータが出ています。

つまり、女性のほうが男性よりも不倫や浮気の経験が多いということです。他のデータも示しているように、男性は多くの異性と性関係を持ちたがる生き物ですが、女性は感情的に深いつながりがある人に肉体関係を許すようです。

この点を念頭に置くと、浮気や不倫をしている男性の多くが複数の女性と関係を持つのに対し、女性は一人か二人の男性としか関係を持たないということが多いので、女性のほうが人数的には多くなっているということが考察できます。

女性の不倫の割合が高い理由とは?

では女性の不倫が多いのはなぜなのでしょうか?以前にもまして不倫が増えているのには必ず理由があるはずです。社会情勢の移り変わりや時代の変化がどのように影響を及ぼしているのかを考えましょう。

女性は不倫に刺激を求める

男性は理性的で女性は感情的だとよく言われます。幸福感の感じ方にもそれは影響するようです。

男性は数学的な考え方で、一つの家、一人の妻、何人かの子ども、何百万以上の収入などの「数字」から幸福感を感じることがありますが、女性は、「感情」がどれほど満たされたかということが幸福感に直結します。

男性が自分の性的な欲求を満たす考え方なのに対し、女性は感情が満たされる「ラブロマンス」のようなドキドキ感とときめきを求めているのです。

それで、欲求が満たされていないのもそうですが、不倫をする女性はラブロマンスを求めています。不倫をしている罪悪感よりも不倫がバレたらどうしようというスリルを楽しんでいる人も中にはいるようです。

女性の不倫率が向上するこのような状況が見られるようになったのは、科学技術の進歩による影響が大きいといえるでしょう。

以前はインターネットがこれほどまでに普及し、情報交換がここまで容易になるという状況は予想できなかったかもしれません。現代ではインターネットを通して、他の人の不倫の体験談を知ることができるようになったので、主婦として過ごしている女性の中でも不倫が身近に感じられるようになっているのかもしれません。

また、娯楽媒体からの影響力というものもあるでしょう。女性は「ラブロマンス」を求めるものと書きましたが、ラブロマンスへの理想を高めているのはテレビやインターネットコンテンツ、小説から入ってくる情報です。

平凡な毎日を送っていた女性が、王子様のような容姿の整った男性に出会って恋に落ちる、というような刺激的な内容を、主人公を自分に置き換えて想像することが容易なので、自分の現状と見比べて不倫や浮気などのへのあこがれが高まっていくかもしれません。

さらに近年では、不倫や浮気を中心に描いた作品も多くなっています。以前はタブーとされていたようですが、表現の自由や、表現場所の拡大によって、注目を浴びる機会も増えているのではないでしょうか。

日本のように娯楽やファッションの移り変わりが激しい国で生活していると、次から次へと新しいものを手に入れる刺激にのめり込んでしまい、結婚した男性との関係にも飽きて、別の相手との刺激的な関係などを想像してしまうようになるということも挙げられるかもしれません。

つまり、現代の娯楽媒体からの影響力や近年の女性のライフスタイルの変化が、女性がかねてから持ち合わせている、感情的に満たされないと幸福感を感じられないという本能的な欲求と反応して、爆発的に不倫へのあこがれが強くなり、多くの人が実際に不倫に手を染めてしまっているという現状が見られているのです。

夫が仕事で一人になることが多く、寂しさを感じるから

女性の不倫が増えている原因として、寂しさを感じることが多くなってしまっているということが挙げられます。先ほども述べましたが、女性は感情的に満たされる必要があります。

自分の存在意義を感じられることや、自分を本当に大切に扱ってくれる異性が存在するということはその点で大きな影響力を及ぼします。

通常なら夫がその役割を果たすべきですが、その夫が仕事で忙しく、すれ違いの生活が続いてしまっているとしたらどうでしょうか。女性の欲求が十分には満たされず、何か別のものから満足感を感じようと思うようになるはずです。

ましてや、現代ではインスタグラムやツイッターなどで現状をシェアするのが容易な時代です。投稿するような内容には少し大げさに表現してあるものが多いものの、自分の現状と他の人の輝かしい投稿の内容などを見比べてしまうとさらに劣等感が募り、欲求不満に拍車がかかってしまうことでしょう。

そのような欲求不満な気持ちをぶつけられる趣味や習い事などがあればよいものの、そのような気持ちがほかの異性に向かってしまうことがあるならば、危険な不倫関係へと陥ってしまうのは容易なこととなるでしょう。

現代では共働き家庭も増えているものの、夫だけが仕事をしている場合には、妻は長時間を一人で過ごさなければならなくなるので、寂しさが募り、危険性が高まるでしょう。さらに夫の帰りが遅く、夕食すらも一緒に食べられない日が続いたり、土日ですらも仕事の関係で妻との時間をゆっくり取れないような状況が続いたりすると、女性にとってはとてもつらい状況に追い込まれてしまうことになるでしょう。

共働きの場合には、職場で出会う異性との関係が誘惑となることもあるでしょう。結婚後も若く美しいままの女性は多くいますが、そのような女性に声をかけてくる同僚や上司も多く存在するものです。

職場に仕事に行くという口実は夫からも怪しまれにくいので、すれ違いの生活が続き、コミュニケーションを十分に取れないまま月日が流れてしまうと、職場での浮気が不倫へ、不倫が抜け出すことのできないほど深い結び付きへと発展していってしまうこともあるでしょう。

実際に不倫する女性の相手は仕事場の同僚や上司、取引先の相手など仕事がらみの関係であることがかなり多いようです。専業主婦の場合は友人の旦那などの身近な男性と不倫関係が始まってしまうことが多いようなので、妻にとって一番親しい男性が夫であるように注意し、努力していく必要があるでしょう。

男性が不倫をする理由とは?

女性は感情的な欲求不満を満たすために不倫をすることが多いようですが、男性の場合はどうなのでしょうか。不倫をする男性の割合も近年増加していますが、その理由を考えましょう。

性的欲求を抑えられなかったから

女性とは違い、男性はシンプルに性的な欲求を満たすために不倫をすることが多いようです。男性は本能的に種を存続させることを望み、より多くの女性と関係を持とうとするものだというデータもあるようですが、不倫をしない多くの人はそのような欲求がないわけではありません。その欲求をコントロールしながら、妻だけを愛するという誓いの通りに行動できるよう努力しているのです。

では、近年になってそのような欲求がより高まっているといえるのはなぜでしょうか。コントロールを難しくするどのような状況が見られるのでしょうか。

一つにはインターネットやテレビや小説などのメディアから得る情報が、性的な欲求を掻き立てる露骨なものへと過激さを増していっているということが挙げられるでしょう。

以前は性的に露骨なものを目にする機会はあまりありませんでしたが、現代ではそのようなコンテンツのほうから自分の携帯に広告として現れたり、無害かと思われる映画やドラマに突如として現れたりすることがあります。

以前はそのような情報が少なかったので、欲求が掻き立てられるということも少なかったかもしれませんが、現代ではそのようなものを一日のうちに目に入れないようにすることのほうが難しい世の中なので、性的な欲求が高まる要因となっているといえるでしょう。

さらに、そのような娯楽コンテンツにも反映されていますが、世の中全般の考え方が変化していることも挙げられるでしょう。

結婚関係にある配偶者以外との性的な結びつきを美化するような考え方や、それを自慢するような価値基準の人が多く存在しますし、多くのウェブサイトでそのような考え方を目にすることがあります。

不倫の害や危険性を学ぶよりも先に、どのように巧妙に不倫関係を保つか、どれほど多くの女性と関係を持つことができるかということが強調される時代ですので、性的な欲求をコントロールするという考え方すらも持っていない人が増えているのも事実と言えるでしょう。

性的な欲求を掻き立てる露骨な娯楽コンテンツが増えている割に、それをコントロールしないことの危険性が強調されない時代になっているので、近年になって不倫をする男性の比率が増えているといえるでしょう。

SNSでのコミュニケーションが容易になったから

配偶者以外の異性と交流を持つためには、配偶者に隠れて異性を探し、話しかけ、誘いだす必要があります。

以前はそれがとても難しく、バーやクラブや職場内以外ではなかなか相手を見つけ出せず、その関係を維持するのも難しいという状況が見られたでしょう。

しかし、現代ではSNSの発達により、配偶者に気づかれることなく、ほかの異性を探し出すということが容易になっていますし、探し出した後も交流を持つことがとても容易になってしまっています。

もちろん、そのような科学技術の発展とともに生活はかなり便利になり、時間や手間を大幅に省くことが可能になっていますので、科学技術の発展そのものは喜ばしいことですが、それが夫婦の信頼関係を裏切り、配偶者を欺くために用いられるとなると、使い方が間違っているとしか言いようがありません。

SNSの発達のゆえに男性が不倫をしやすくなる環境が整ってしまったということが近年の不倫率の向上の理由と言えるでしょう。

女性も浮気をしているから

不倫をしている男性の中には、すでに自分の配偶者の不倫を知っていて、表面だけは夫婦としての体裁を保ちながらも自分自身も不倫関係を楽しむ口実としてそれを使ったり、もはや夫婦関係が冷え切っているゆえにその状況を変えようとしなかったりする、という状況も見られるようです。

どちらが先かという問題もありますが、男性も女性も結婚生活を保ち、夫婦の信頼関係と強いきずなを守ることが難しくなっている時代にあって、どちらかの不倫をきっかけに悪循環のように不倫が広まってしまっているという状況も生じているようです。

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そもそも不倫の基準とは?

まずは、不倫の基準について考えましょう。不倫とは一体何でしょうか?どこからが不倫ですか?浮気との違いはどこにありますか?

法律上は肉体関係の有無

不倫に関しては離婚や慰謝料請求のできる条件として民法上定められています。民法770条では離婚の訴えを起こすことができる理由について「配偶者に不貞な行為があったとき。」と記されています。

結婚した夫婦はお互いに配偶者への性的純潔を保つという「貞操義務」を負うということが結婚という取り決めの基本的な部分ですが、その効果を十分に果たしていない場合は不貞行為として法的に不倫として認められます。

問題はこの「不貞な行為」が何を意味するか、ということですが、これには肉体関係があったかどうかということが深く関わっています。

民法的な不貞行為として認められるのは特定の相手と複数回にわたり肉体関係があり、その存在によって夫婦関係が危険にさらされているという場合です。

意思が伴わないのに強要されて肉体関係を迫られた場合や、一度や二度の行為では不倫として民法上の訴えを起こすことはできません。感情も肉体も配偶者より深く結びついてしまったという場合に法的な不倫が成立します。

民法上の「不倫」には肉体関係が関係しているので、それを立証するには、異性とハグやキスをしていたということや、頻繁にメールやLINEでのメッセージのやり取りを交わしているということは証拠として用いることはできません。

どんなに自分が裏切られたと感じても、不倫として訴えて法的な処罰を与えたり、慰謝料請求をしたりすることはできないので注意が必要です。

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その他は個人的な価値観

不倫と並んでよく話題に上がる、似たような言葉のひとつが「浮気」です。浮気は不倫とどう違うのでしょうか。

違いは何点かありますが、大きな違いとして、「浮気」は交際中のカップルにも使われるのに対し、「不倫」は夫婦のどちらかが配偶者を裏切っている場合か、配偶者のいる既婚の異性との恋愛関係にしか使われることはありません。これはなぜなのでしょうか?

漢字の意味からも分かりますが、「不倫」は「倫理に背く」行為です。倫理観として夫婦のつながりは破ってはならないとても重要な意味を持つ関係です。

他の約束や契約とは異なり、神の前で誓約したものですし、二つの家族を法律的にも結び合わせるものなので国家としての平和と安定にも寄与する取り決めだからです。

それで、そのような重大な意味合いを持ち、多大な影響力を持つ、結婚という誓いを裏切る行為は倫理的に絶対に許されない行為です。

現在では、法的な意味合いや正確な表現は別として、夫婦関係にある男女のどちらかが配偶者を裏切るような行為をしている場合には不倫と表現されることがありますが、あくまでも「不倫」という言葉が用いられているだけで、法的に離婚事由や慰謝料請求事由として効力を持つかどうかという件に関しては上記のように特定の相手との複数回にわたる肉体関係があったかどうかが論点となるということを忘れないようにしましょう。

対して「浮気」はもっと広い意味で使われる言葉です。こちらも漢字の意味を考えるとわかりますが、「浮気」は「気持ちが浮つく」ことです。

男女の交際関係や結婚関係はお互いの好意をもとにして、個人的な約束や信頼関係から始まるものですが、決まった相手への気持ちが弱まってしまっている、と自分のパートナーや配偶者から判断されたり、パートナーを裏切るような行為をしてしまっていたりする場合には「浮気」と言われることになるでしょう。

それで、「浮気」は交際しているパートナーの感情や結婚した配偶者の感情を傷つけるような裏切り行為をさす、広い意味の言葉と言うことができます。

浮気に関して民法上では罰則はありませんが、配偶者やパートナーの感情次第で決まってしまいますので、相手によってどこからが「浮気」なのかの基準は異なります。

例えば、ある女性は自分の彼氏がほかの異性とよく遊びに行ったり、メールやLINEでメッセージを頻繁に交わしたりしていることを知って「浮気」と言うかもしれませんし、ほかの男性は交際関係でも夫婦関係でも深い関係にならなければ他の男性とキスをしようがハグをしようが関係ないと言うかもしれません。

「浮気」にははっきりした基準はないので、どこからが「浮気」になってしまうと判断されてしまうのか、どうしたら相手に裏切られたという気持ちを抱かせないで済むのかを事前に話し合っておくことが必要になるでしょう。

浮気をされないための対策とは

浮気の頻度や程度の違いはあったとしても、浮気をされた配偶者の側には心に深く傷がつくものです。どうしたらそのような悲劇を避けることができるのでしょうか。あなたが男性であっても女性であっても夫婦として取り組んでいくことができる浮気対策方法をいかに取り上げます。

束縛しないようにする

夫婦としてお互いが安心し合える状況で生活するためにある程度の決まりごとは必要でしょう。しかし、二人の意見の一致のもとに定めたものだとしても、自由を極度に制限してしまうような決まりごとの中では窮屈さを感じ、安らぎを感じられなくなってしまうことがあります。

家庭内で安らぎを感じられないのであれば、外に求めてしまうものなので、その点をよく考える必要があるでしょう。

自分の欲求ばかりを押し付けてしまう結果にならないよう客観的な見方をするよう心がけましょう。相手を信用しているということが伝わらなければ、愛情を感じられず、束縛が逆効果となってしまいますので、束縛しすぎないようにし、ときおり決まりごとの中身を調整すべきかどうか見直すのも良いでしょう。

セックスレスを防ぐ

男性に関しては特にそうですが、女性の場合も夫婦間での性関係に満足できないことが不倫へと走らせる引き金となりかねません。お互いへの愛情をストレートに表現できる場ですので、お互いの事情や気持ちを調整して、性関係を定期的に、愛情をこめて楽しむようにしましょう。

不倫のリスクを話し合う

不倫をしたらどうなるのかを事前に決めておくのは脅迫しているようで嫌だと感じる方もいるかもしれませんが、逆を言えば自分が不倫をしないということの決意表明ともなります。

配偶者に対して結婚の誓いをしたのと同じように、自分が結婚関係を大切に思っており、それを守り通す気持ちであることを表現するなら、相手も安心感を抱いてあなたのこと信頼できるので、それほどまでに愛してくれている配偶者を裏切るようなことはしたくないと感じてくれることでしょう。

もちろん、実際に浮気してしまいそうな危険な状況になったときのブレーキとして作用することも期待できるでしょう。

自分の魅力を保つ

お互いに魅力を保つなら、女性のときめきを感じていたいという欲求を満たすことができますし、男性も自分の妻に性的欲求を刺激されるので、不倫をする危険性が低くなります。時々新しい服を買ったり、髪形を変えたり、年を重ねても清潔感に気を使うなら、常にお互いを魅力的だと感じ合える関係になれるでしょう。

まとめ:不倫の割合は高くなっている

不倫をしている人の割合が世界中で増えているので、日本でも同じ状況が見られています。

日本は不倫を比較的許容する考え方の国であるということが各国と比較したランキングで10位にランクインしたことからも明らかになりました。

不倫や浮気がより一層容易な選択肢となっている中で、夫婦としての安心感や幸福感を奪い取られてしまうことがないよう注意しましょう。

女性の感情的な欲求、男性の性的な欲求をお互いに満足させられるような状況を作り出すことができるよう夫婦として一致して努力するようにするなら、あなたも不倫の不安にさいなまされることなく幸福な生活が送れるようになるでしょう。

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田村 淳
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