浮気調査尾行できなくても問題なし?位置情報をつかめば浮気調査は可能!

人工衛星を利用して、ターゲットの位置情報をつかむことができる「GPS機能」。スマートフォンやタブレットなどにも搭載されているため、目的地までのナビや子どもの見守り、災害時の安否確認などに活用している人も多いでしょう。実はこのGPS機能、自分だけでなく第三者の位置情報を把握することもできるため、浮気調査目的でも利用されるケースもあるのです。GPS機能でどんな浮気調査ができるのか、メリット・デメリットなども併せて詳しく紹介します。

ターゲットの位置情報を知りたい!その方法とは

「妻や夫が今どこにいるのか」を知ることは、浮気調査において基本中の基本とも言えます。仕事に行くと言っていたのに、居場所を調べると実はホテルにいて浮気をしていたというケースも少なくありません。浮気の可能性が高いのか低いのか判断するためにも、位置情報を把握することは非常に大きな意味を持つのです。ただ、自分の位置情報はスマートフォンなどで簡単に把握できるものの、ほかの人の位置情報はどうやって調べれば良いのかわかりにくいですよね。位置情報を把握するには必ずGPSが必要になるため、まずGPSがどんなものかを知っておくことが大切です。

GPSは「Global Positioning System」の略称で、アメリカが運用している位置測位システムのことをいいます。GPSを搭載した人工衛星から発信される電気信号を地上のGPS受信機が受信し、時間と電波速度を掛け合わせて衛星との距離を計算します。これを3つの人工衛星で行い、それぞれから算出された情報を組み合わせて位置を特定するのです。人工衛星と聞くと大がかりで特殊なもののように思えますが、GPSは身近な場所でごく普通に活用されています。たとえば、ランニングやサイクリングのコース記録をはじめ飲食店や商業施設などの検索、カーナビ、高齢者や子どもの見守りなど、さまざまな目的に利用されているのです。

GPSはスマートフォンやタブレット、電子機器類などに搭載されているため、個人でも手軽に利用できます。専門的なスキルや知識がなくても簡単に使えるものが多いので、浮気調査に限らず「ちょっと相手の居場所を知りたい」というときにも活躍してくれるでしょう。ただし、ターゲットの位置情報をGPSで把握するためには、それなりの準備が必要です。どんな方法でターゲットの位置情報をつかむのか、これから詳しく見ていきましょう。

いざ浮気調査!GPSをどう使う?

従来の浮気調査では、ターゲットがどこに行って誰と会うかを確認するためにも「尾行」が欠かせませんでした。実際に浮気相手と会っている現場を押さえることで、浮気の確たる証拠をつかむわけですね。ただ、尾行は口で言うほど簡単にできるものではありません。ターゲットが浮気相手と会うまで何日かかるかわかりませんし、尾行中にターゲットを見失ったり気づかれたりして失敗するおそれもあります。時間も労力も神経も使うので、素人には非常に難しいでしょう。

この点、GPSなら専用の機器をターゲットに設置さえしておけば、あとは人工衛星からの信号を受信するだけで居場所を知ることができます。特別な尾行スキルも必要ないので、GPSを使った浮気調査の方法を知っておけば素人でも挑戦できるでしょう。肝心の浮気調査の方法ですが、まずターゲットの行動パターンを数日間観察して把握する「予備調査」を行います。普段の行動パターンを知っておくことで、怪しい動きを敏感に察知できるようになります。

そのうえで、ターゲットが普段から使っている車にGPSを設置しましょう。車は浮気相手に会うための移動手段としてよく使われますし、GPSを隠すのに適した死角も多いです。エンジンルームやトランクルーム、車体の下や座席シートの隙間などにGPSを設置すると見つかりにくいので安心です。自分で車を使って尾行する場合でも、GPSを設置しておけば途中でターゲットを見失ったときに「尾行の予備」として役立ちます。正しく設置してGPSが作動していれば、あとで位置情報を確認してターゲットの居場所を把握できるでしょう。

ただし、車にGPSを設置する際には注意も必要です。自分でも取り付けられそうですが、車はさまざまな部品が複雑に組み合わさった機械であるため、設置を失敗すると故障や事故を招くおそれもあります。安全かつ見つからないように取り付けるには知識やテクニックも必要なので、不安があれば自分では設置せずに専門の調査会社や探偵事務所などに依頼しましょう。

気軽に利用できる!GPSによる浮気調査のメリット

GPSを使って浮気調査をする一番のメリットは「手間がかからない」という点です。尾行による調査の場合、まずターゲットが浮気相手のところへ行きそうな日を見計らい、自分の予定も空けておかなければなりません。仕事をしている人は難しいでしょうし、せっかく予定を空けておいてもターゲットが動かなければ無意味です。尾行を始めても、途中で見失ったり気づかれたりして失敗する可能性もあります。尾行に気づかれればターゲットに警戒されてしまい、浮気相手と会うのを控えたり、より巧妙に隠れて会われたりして、浮気の証拠をつかみにくくなるおそれもあるでしょう。

これに対し、GPSを使えばいつターゲットが浮気相手に会おうと、関係なく位置情報をつかむことができます。わざわざ自分の予定を空ける必要も尾行する必要もなく、気づかれて警戒されるリスクも低いでしょう。一度GPSを設置すれば、気になったタイミングでいつでも位置情報を確認できるため非常に便利です。また、プロの探偵事務所などに浮気調査を依頼する場合、人手や時間が節約できるため、スタッフによる尾行と比べて「調査料金が安い」というメリットもあります。プロに浮気調査を依頼したいものの予算がないという人や、まだ浮気を確信できておらず「とりあえずパートナーの行動を把握したい」という人にもおすすめです。

ちなみに、一般的に市販されているGPS機器は、浮気調査のみを目的として製造されているわけではありません。車に設置するのに適していない機種も多く、自分で購入して設置するのが難しいこともあります。この点、プロの探偵事務所であれば、浮気調査に適した長時間バッテリーや防水機能に改造したGPSなどがそろっているため、安心かつ効率良く調査が行えるでしょう。機械の取り扱いが苦手な人、しっかり浮気調査したい人にとっては、GPSとプロの探偵事務所を組み合わせることで大きなメリットが得られます。

要注意!GPSによる浮気調査のデメリット

手間がかからない、探偵事務所に依頼する場合は料金が安いなどのメリットがあるGPSですが、良いことばかりではありません。GPSによる浮気調査にはデメリットもあるので、両方を正しく理解しておくことが大切です。デメリットとして、まず「多少の誤差がある」という点が挙げられるので注意しておきましょう。

現代のGPSは技術開発が進み、かなり精度の高い製品が増えていますが、やはり100%正確な位置情報を把握できるとは限りません。位置情報は3つの人工衛星からの信号で計算されており、それぞれ測位にはGPS電波や携帯電話の電波が使用されています。電波状況がスムーズで安定していれば誤差も小さいのですが、電波状況が悪くなると100m以上もの誤差が生じるケースもあるのです。このため、GPSによる浮気調査は、あくまでもターゲットの大まかな居場所を確認する程度だと理解しておきましょう。

また、GPSで位置情報が正確に把握できたとしても、それが裁判などで役立つ「決定的な証拠にはならない」という点にも要注意です。たとえば、GPSでターゲットがホテルにいることがわかったとします。この場合、ホテルにいても「休んでいただけだ」と言われてしまえばそれまでなのです。慰謝料の請求や離婚裁判を考えているなら、写真や映像、浮気相手の証言など、確実に浮気をしていたという証拠が必要になります。位置情報の確認だけでは浮気の証拠とまでは認められないため、裁判ではあまり役に立たないのです。

さらに、GPSは車やバイクなどに取り付けるケースが多いため、浮気相手と合うために電車やバスを利用する人には使えません。ターゲットの服や持ち物にGPSを設置できれば良いのですが、さすがに気づかれてしまうでしょう。もしGPSに気づかれれば警戒されるのはもちろん、そのGPSをわざと違う場所に設置し、アリバイ作りに利用されてしまう可能性もあります。リスクが高いので、ターゲット本人や持ち物に設置するのはやめたほうが良いでしょう。ターゲットが車やバイクを使わない場合は、人による尾行を依頼したほうが安心です。

GPS機器がなくても尾行できる?スマートフォンで使える浮気調査アプリ

GPSによる浮気調査に興味があるものの、専用の機器を購入したりプロの探偵事務所に依頼したりするほどではないという人もいますよね。そんなときは、スマートフォンの浮気調査アプリを利用するというのもひとつの方法です。浮気調査アプリとはいいいますが、本来は「遠隔監視アプリ」や「盗難対策アプリ」などと呼ばれるもので、浮気調査を目的としているわけではありません。スマートフォンにインストールすると、遠隔地からそのスマートフォンの状態を監視したり、スマートフォンを紛失した場合にどこにあるかを調べたりできるアプリです。

この機能を利用すると、スマートフォンの中に保存されているデータをパソコンから見たり、操作したりすることもできます。つまり、ターゲットのスマートフォンにインストールしておけば、通話やメール、SNSなどの履歴をチェックするのはもちろん、電話帳や画像データの閲覧なども可能になるのです。さらに、スマートフォンに搭載されたGPSで現在位置を確認することもでき、浮気の証拠集めにも役立ちます。どんな機能が使えるかは浮気調査アプリによって異なるので、自分が重視するものを備えたアプリを選びましょう。

ただし、浮気調査アプリは便利な反面、リスクも高いので注意が必要です。アプリはインストールすれば画面にアイコンが表示されるため、見慣れないアイコンがあればすぐに気づかれてしまうでしょう。アイコンを見えにくい場所に移動させたり、着せ替えアプリを使って表示を変えたりするなど、工夫が必要になります。ターゲットに気づかれるとさまざまな問題が生じるので、利用にあたっては十分な注意が必要です。

危険も伴う!浮気調査アプリの利用は慎重に

非常に便利な機能を備えた浮気調査アプリですが、アプリの利用には危険も伴うので注意しなければなりません。そもそも、浮気調査アプリはインストールしたスマートフォンの状態をチェックしたり、位置を確認したりするためのものです。つまり、アプリを利用するためにはターゲットのiPhoneやスマートフォンにインストールしなければなりません。しかし、持ち主の許可なくアプリをインストールすることはもちろん、持ち主になりすましてメールやSNSを遠隔操作することも違法行為に該当します。違法行為を行えば当然罪に問われるため、ターゲットに気づかれれば逮捕されてしまうおそれもあるのです。

浮気の証拠を集めたかったのに自分が逮捕されてしまっては、本末転倒ですよね。このような事態を避けるためにも、本当に浮気調査アプリを使うのかどうか、慎重に考える必要があります。違法行為に問われないためには、持ち主の許可を得たうえで浮気調査アプリをインストールするしかありません。しかし、許可を得れば当然ターゲットは警戒し、浮気を控えたりバレないように立ち回ったりするのでほとんど意味がいでしょう。しかも、浮気調査アプリは浮気の証拠を見つけることはできますが、裁判で証拠として認められる有効な材料にはなりません。慰謝料の請求や離婚など裁判を考えているなら、別の方法で有効な証拠を集めたほうが賢明です。

GPSで浮気を確信!あとはプロに任せて証拠を集めよう

ターゲットの位置情報を確認できるGPSは、浮気調査にも役立つ可能性を持つ便利な機能です。ただし、位置情報はあくまでも行動パターンや居場所を把握するためのもので、それ自体が浮気の証拠になるわけではありません。浮気の事実を認めさせたり、裁判で証拠として認められたりするためには、写真や動画といった確たる証拠が必要になります。

ただ、ターゲットに気づかれずに写真や動画を確保するのは、知識や経験のない素人には難しいものです。証拠集めに失敗して泣き寝入りするしかなくなると、悔やんでも悔やみきれませんよね。失敗を避け、相手に確実な証拠を突きつけるためにも、行動パターンを調べて浮気を確信したら、あとは探偵事務所などに任せたほうが安心です。プロなら浮気調査にも詳しいですし、尾行や証拠集めのノウハウも豊富に持っています。効果的な証拠をしっかり集めてくれるので、料金や評判なども調べたうえで相談してみましょう。

 

監修:岡田 真弓 
総合探偵社MR代表

2003年 株式会社MRを創業。浮気調査、家出調査など、家庭内の悩みを女性目線で解決し、業界注目のカウンセラー制度を創設。
2008年、探偵の専門的な技術の向上と育成を目指しMR探偵学校を開校し、学長に就任。2017年、一般社団法人日本ライフメンター協会を設立し、理事に就任。
現在、ラジオ日本にて毎週火曜日23:15~放送中の『岡田真弓の未来相談室』にパーソナリティとして出演中。

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