浮気調査料金が安い探偵の選び方｜浮気調査の費用相場や依頼する方法
高いよりも安く済ませたい、そう考えるのは探偵への依頼料でも同じことでしょう。しかし、何でも安ければよいというものではなく、中には安いなりの理由やリスクがある場合も考えられます。
探偵事務所によって調査料金はさまざまですが、なぜ他社よりも安く済むのか？など安い理由を知ることはとても大切です。
それらを知ったうえで、料金とサービス内容を天秤にかけて依頼先を検討することをおすすめします。
料金が安い探偵でも大丈夫？
結論からお伝えすると、料金が安いからと言って調査が雑であるとは限りません。調査のやり方や料金設定は探偵事務所によって異なるため、安くても正しい調査を行ってくれる探偵事務所もあるでしょう。
ただし、料金が安い理由によっては調査力が劣る場合があるため注意が必要です。調査を依頼する目的は、浮気の証拠を掴むためなど明らかな成果を求める場合がほとんどのため、探偵事務所は料金よりも調査力で選ぶ方が賢明だと言えます。
証拠能力が高いものほど、調査員の数や工数、それなりの調査機器が必要になります。料金が安い故に、必要な調査環境を整えてくれないといったケースがないようにするには見積りの詳細を聞くなどすべきです。
探偵の浮気調査の料金相場
探偵の浮気調査の料金相場を知っておくことで、その調査費用が安いかどうかを判断することができます。一般社団法人東京都調査業協会の調査結果によると、調査員2名あたりの料金は1時間あたり2～2.5万円が多く、半数以上は1.5～2.5万円となっていることがわかります。
一般社団法人東京都調査業協会の調査結果を元に作成
例えば、調査員2名が10時間かけて調査を行う場合は、約20万円程度の料金になります。また、これとは別に移動に使用する車の車両費や、調査の時間帯によっては深夜・早朝の割増料金が発生する場合があります。そのため。最終的な見積りはすべて含めた合計金額になります。
上記はあくまで過去の調査に基づく料金相場ですが、これよりも圧倒的に安かい場合は誇大広告など悪質なケースの可能性もあります。そのため、できれば複数の探偵事務所に見積りを依頼して、実際に比較した方が確実です。
安くても信頼できる探偵の選び方
安くても信頼できる探偵を選ぶ際は、以下に注目してみるとよいでしょう。
- 見積もり内容を細かく説明してくれる
- 探偵業届出番号が明記されている
- 調査報告書の精度が高い
- 調査に使用する機材の説明ができる
基本的なことですが、電話や相談時の応対で対応が良くないよ感じた場合は依頼を避けるのが賢明です。
見積もり内容を細かく説明してくれる
ほとんどの探偵事務所では、調査料金の見積りを無料で行ってくれます。そのため、その見積りになった理由を聞いた時に、細かく教えてくれるようであれば信頼できる可能性が高いです。
もし詳細を聞いても教えてくれない、曖昧にされてしまう場合は、調査の後で追加料金を請求されたり、必要以上の人数や機材をかけて調査した分の料金となっているなど、不当な理由が含まれてしまっているかも知れません。
そのため、見積りをとる際は合計金額だけを見て高い安いを判断するのではなく、その内訳について納得できるように不明点があれば確認しましょう。
探偵業届出番号が明記されている
探偵業届出番号とは、探偵業者が探偵業を営んでいる旨を公安委員会に届け出た際に交付される番号です。探偵業は、探偵業法によって規制されており、探偵業を行うためには、公安委員会に届出を行うことが義務付けられています。
【探偵業届出番号の確認方法】
- 探偵事務所のホームページや広告で確認する
- 探偵事務所の営業所に提示されている
- 都道府県公安委員会ホームページで確認する
探偵業届出番号は、探偵業者の信頼性や適正性を確認するための重要な情報です。探偵業者に調査を依頼する際には、必ず探偵業届出番号の確認をするようにしましょう。
調査報告書の精度が高い
探偵の調査報告書とは、探偵が依頼者からの相談内容に基づいて調査を行い、調査の結果をまとめたものです。調査報告書には、以下の情報が記載されています。
- 調査の依頼内容
- 調査の実施日時
- 調査対象者の行動（写真付き）
- 調査結果のまとめ
調査報告書は、探偵の調査の成果物であり、依頼者が調査結果を把握するための重要な書類です。また、裁判などの訴訟において証拠として提出されることも少なくありません。
調査報告書の精度を確かめるためには、以下のことが守られているかを確認しましょう。
- 調査の成果が客観的に記載されているか
- 調査結果の根拠を明確になっているか
- 調査報告書の形式は統一されているか
探偵事務所側からすれば、調査報告書の精度は依頼者からの信頼を獲得するためのものであり、それが丁寧に作られていない場合は注意です。
調査に使用する機材の説明ができる
探偵が調査を行う際は以下のような機材を使用します。
- 一眼レフカメラ
- ビデオカメラ
- ICレコーダー
- 尾行用の車両
- 盗聴器発見器
- 無線機
- 調査用ソフトウェア
これらの使い方を簡単に聞いてみて、きちんとした説明ができる場合は信頼がおけるでしょう。しかし、対象者に無断で盗聴機器を設置するなど提案された場合は、違法行為を行う可能性があるため注意してください。
探偵の浮気調査料金を安くする方法
探偵への依頼料金を安く済ませたいのであれば、安い探偵事務所を探す他に、調査してもらう項目や事前を情報を提供して料金を下げる方法もあります。具体的には、以下の情報を事前に探偵側に伝えることで必要な調査員や工数を最低限に抑えることができます。
- 浮気が行われている日時を伝える
- 浮気が行われている場所を伝える
冒頭でもお伝えしたように、探偵事務所は料金の安さよりも調査の質で選んだ方が結果的に自分のためになります。
そのため、初めから料金が安い探偵を無理に探すのではなく、仮に見積り段階では料金相場より高かったとしても、その上で、上記の事前情報をなるべく多く用意して、最終的な料金を下げる方法が賢い選択と言えるでしょう。
浮気が行われている日時を伝える
対象者がいつ浮気をしているのかがわかれば、調査員もその時間帯に絞って調査できるためコストは下がります。曜日と時間帯がわかればより確実です。
もし浮気が行われている日時にまったく当てがない場合は、昼夜に渡り尾行や張り込みを行う必要があるため、時間単価で稼働する調査員の料金は高くなる傾向にあります。
浮気が行われている場所を伝える
時間帯だけではなく、どこで浮気が行われているかを事前に伝えれば調査範囲を狭めることができます。広域に渡って複数の調査員が動かなくてよくなるため、その分だけコストは下がります。
具体的な場所まではわからなくても、日ごろの生活・行動パターンを詳しく伝えることで、職場の周辺だったり特定の駅の周辺だったり、どこで浮気しているのか当てがつけやすくなります。
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まとめ
料金がかかるものは安いに越したことはありません。しかし、安さを優先したばかりに満足のいく調査結果が得られなかったら本末転倒です。安い調査には、当然ですが安い理由があります。
なぜ安いのか？を知ったうえで、依頼する探偵事務所を選ぶべきです。そのために色々なヒアリングをする中で、調査力の高さや信頼がおけるかどうかを推し量ることもできるでしょう。
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