役にたった浮気調査グッズ10選|おすすめの選び方や注意点を解説

「もしかして浮気かも…でも探偵に頼むのはまだ早い」と感じている方にとって、浮気調査グッズは手軽に事実を確かめるための有効な手段です。
当記事で紹介する浮気調査グッズは、以下の10個です。
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それぞれの特徴や使い方に加え、目的に応じた選び方、使用時の注意点、証拠としての有効性なども解説しています。
まずは自分でできる範囲から冷静に情報を集めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること |
役にたった浮気調査グッズ10選
実際に役にたった浮気調査グッズ10選を紹介します。
浮気調査グッズ | メリット | デメリット |
浮気調査アプリ | 位置情報を取得できる | 法律違反となる可能性がある |
---|---|---|
小型GPS | 小さくてバレにくい | プライバシー侵害に該当する |
GPSロガー | 行動パターンをつかめる | 記録ができないものがある |
暗視カメラ | 夜間や暗い場所でも撮影できる | 価格がやや高め |
小型カメラ | 違和感を出さずに仕掛けられる | 撮影が難しい |
望遠カメラ | 遠距離からの撮影が可能 | 撮影にある程度の技術が必要 |
盗聴器 | 設置が簡単 | 浮気の証拠と認められない |
ドライブレコーダー | 疑われにくい | 有用性が限られる |
変装グッズ | 相手にバレずに尾行しやすい | 変装が不自然だと逆に目立つ |
精液検出液 | 肉体関係の有無という決定的な証拠になり得る | 入手ハードルが高い |
定番なものから意外と知らなかったものまで、それぞれ浮気調査に役立つ理由からメリット・デメリットを詳しく解説します。
浮気調査アプリ
浮気調査アプリとは、元々は家族や子供の安全を守るために位置情報を共有する目的のアプリです。
位置情報の取得やLINEなどのメッセージ確認、さらにはスマートフォンのリモート操作が可能なアプリも存在し、証拠を集めやすいという一面があります。
ただし、便利である反面、使用には大きな注意点も伴います。
以下にメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
パートナーの位置情報を取得できる | スマホを無断で操作・閲覧する行為は不正アクセス禁止法等に抵触する可能性がある |
浮気調査アプリは一見強力なツールに見えますが、法的リスクが極めて高く、使用は慎重に検討すべきです。
浮気調査アプリは使い方が複雑なため、詳しく知りたいという方は、以下の記事をお読みください。
小型GPS
小型GPSとは、その名の通り、小さなサイズのGPS追跡装置のことを指します。
サイズが小さいため発見されにくく、パートナーの行動パターンや移動履歴を把握することで、浮気の可能性を裏付ける手がかりを得られる場合があります。
以下では、小型GPSのメリットとデメリットを整理してご紹介します。
メリット | デメリット |
小型のためバレにくい | 無断で使用するとプライバシーの侵害に該当する可能性がある |
違法行為とならないよう、使用前に法的な確認を行うことが重要です。
GPSロガー
GPSロガーとは、移動した経路を記録する追跡装置です。
GPS信号を使用して位置情報を把握し、それを内部メモリに保存します。
利用者は後でその情報を取り出し、移動経路や停止した場所、移動時間などを調べることができます。
以下に、GPSロガーのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
特定の場所に定期的に通っているなどのパターンを発見しやすい | リアルタイムでの追跡はできないため、その場での対応ができない |
GPSロガーは、エンジンルームや車体の下など目立たない場所に設置するのが基本ですが、使用には慎重な判断が求められます。
トランクや車内などパートナーが日常的に開閉する箇所は避けるのが無難です。
また、無断使用による法的リスクを回避するためにも、利用前にリスクを理解した上での活用が重要です。
暗視カメラ
暗視カメラは、夜間や照明のない場所でも映像を撮影できます。
そのため、浮気の証拠を押さえるための有力なツールとなり得ます。
メリット | デメリット |
夜間や暗所でも撮影可能で、証拠を逃しにくい | 機材によっては価格が高め |
暗視カメラは、浮気相手との密会が夜間に行われるケースにおいて特に有効です。
ただし、設置方法や撮影対象によってはプライバシー侵害や違法行為に該当する可能性もあるため、使用時には十分な配慮が必要です。
あくまで「自宅敷地内」や「正当な理由のある場所」での使用にとどめるなど、慎重な取り扱いを心がけましょう。
小型カメラ
小型カメラとは、その名前の通り、非常に小さいサイズのカメラのことを指します。
置時計やメガネ、ペンやモバイルバッテリーなど、日常使いのアイテムに組み込まれた製品が多いです。
以下に、メリットとデメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
レンズが非常に小さく、相手に気づかれにくい | 設置場所やタイミングによっては証拠が撮れないリスクがある |
小型カメラは非常に有効な調査ツールですが、設置場所や撮影対象によってはプライバシーの侵害に該当することもあります。
確実な証拠を残すためにも、「どういった場面で何を記録したいのか」を明確にしたうえで活用しましょう。
望遠カメラ
浮気現場の撮影には、距離を取っても相手の行動を捉えられる「望遠カメラ」も有効です。
対象に近づかずに撮影できるため、尾行や張り込みをしていることに気づかれにくく、浮気の決定的瞬間を記録できる可能性が高まります。
特にホテルの出入りや、車の乗り降りなど“外からの証拠撮影”に適したグッズです。
メリット | デメリット |
遠距離から撮影可能で、対象者に気づかれにくい | 撮影にはある程度の技術や経験が必要 |
望遠カメラは、車内や建物の出入りといった「距離を保った証拠撮影」に最適ですが、撮影角度や手ブレの調整など多少の慣れも必要です。
扱いに自信がない場合は、三脚や手ブレ補正付きのモデルを選ぶと、安定した映像を得やすくなります。
盗聴器
盗聴器とは、当人に気付かれずに秘密裏に音声を収集するための装置です。
非常に小型で、さまざまな日常的なアイテム(ペン、電池、時計など)の中に隠されることがあります。
収集された音声は、直接監視者に送信されたり、内部のメモリに記録されたりします。
メリット | デメリット |
設置が簡単な機種が多く、扱いやすい | 音声だけでは証拠として弱い可能性がある |
盗聴器の使用は非常にデリケートな領域であり、法的には「盗聴=違法」と判断される可能性が高い行為です。
また、仮に録音できたとしても、音声だけでは浮気の直接的な証拠として扱われないケースも多いため、証拠価値が限定的であることを念頭に置きましょう。
ドライブレコーダー
ドライブレコーダーとは、車載用の録画装置で、主に事故やトラブル時の証拠保存や予防のために用いられます。
車の前方だけでなく、後方や車内を撮影するタイプもあります。
近年では映像だけでなく音声も記録できる高性能なモデルも増えており、同乗者の会話や訪問先の特定といった情報を収集することが可能です。
パートナーが車を頻繁に使う場合には、有効な証拠収集手段になり得ます。
メリット | デメリット |
交通安全目的で設置されているため、調査用と気づかれにくい | 車を使用しない場合は効果が限定的 |
ドライブレコーダーは、自然に設置できるグッズの中では証拠性・信頼性の面でも優れたツールです。
ただし、パートナーの行動や使用頻度を見極めたうえで活用する必要があります。
録画データは上書きされる仕様の機種もあるため、必要な場面を確実に保存できるよう定期的な確認も忘れずに行いましょう。
変装グッズ
尾行や張り込みをする際、相手に気づかれないようにするためには、見た目の印象を変える変装グッズが役立ちます。
帽子やマスク、眼鏡、ウィッグなど、日常的に使われるアイテムに少し工夫を加えるだけで、相手に気づかれずに調査を継続できる確率が高まります。
以下に、使用上におけるメリットとデメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
尾行や張り込みの際に相手に気づかれにくくなる | 不自然な変装だと逆に目立ってしまう可能性がある |
変装グッズは、調査そのものの質を上げるというよりも、調査中にバレずに距離を保つための補助ツールとして活用されます。
使用する際は、服装全体とのバランスや周囲の雰囲気に馴染むかどうかを意識すると、より自然な形で浮気調査を続けやすくなります。
精液検出液
浮気の有無をより直接的に確かめたい場合に使われるのが「精液検出液」です。
衣類や寝具などに付着した体液の有無を化学的に判定することができ、肉体関係のあった可能性を確認する方法のひとつとして有効です。
使用対象が限られる分、他のグッズとは異なるアプローチで証拠集めを行いたい方に用いられています。
メリット | デメリット |
肉体関係の有無を確認できる可能性がある | 対象物を入手するハードルが高い |
精液検出液は、浮気の物的証拠として有効な場合もありますが、対象となる物を確保するのが難しい点や、結果の扱いが限定的である点には注意が必要です。
あくまで補助的なグッズとして、他の証拠と組み合わせて活用することが現実的です。
浮気調査グッズの選び方
浮気調査グッズを選ぶ際、以下の4つのポイントが大切です。
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浮気調査に使えるグッズにはさまざまな種類がありますが、目的や状況に合わないものを選んでしまうと、証拠を得られなかったり、逆にパートナーにバレてしまうリスクも高まります。
以下では、浮気調査グッズを選ぶ際に押さえておきたい4つのポイントを解説します。
証拠として残せるものかどうかを基準に選ぶ
浮気調査グッズを選ぶ際は、そのグッズによって得られる情報が「証拠」として残せるかどうかを第一に考えることが重要です。
裁判や慰謝料請求といった場面では、「浮気の事実を明確に証明できる証拠」が求められるため、録音・録画・位置情報の記録など、客観的に確認できるデータが残るものが有利です。
反対に、目視や主観的な判断に頼るグッズは証拠として扱われにくい傾向があります。
証拠能力を重視するなら、小型カメラやGPSロガー、ICレコーダーなど、日付や内容が記録として残るグッズを選ぶことがポイントです。
調査対象や環境に合ったグッズを選ぶ
浮気調査グッズは、調査対象の行動パターンや調査を行う環境に応じて選ぶことが大切です。
たとえば、パートナーが車を頻繁に使う場合はドライブレコーダーやGPSロガーが有効ですが、外出が少ない場合には小型カメラやボイスレコーダーの方が適しているかもしれません。
また、夜間の行動を記録したいなら暗視カメラ、遠くから撮影したいなら望遠カメラなど、目的と使用シーンに応じて最適なツールは異なります。
「どこで・どのように証拠を集めたいか」をイメージしながら、環境に適したグッズを選ぶことが、効率的な浮気調査につながります。
バレにくさを重視する
浮気調査を成功させるためには、調査していることが相手にバレないことが非常に重要です。
一度でも疑われてしまうと、パートナーが警戒して証拠を隠すようになり、調査の継続が困難になる恐れがあります。
そのため、グッズ選びでは「いかに自然に使えるか」「相手に気づかれにくいか」といった視点が欠かせません。
たとえば、スマートウォッチ型の小型カメラやエンジンルームに設置できるGPSなど、日常に溶け込むデザインや配置の工夫ができるグッズがおすすめです。
バレにくいアイテムを選ぶことは、調査の成功率を高める大きなポイントになります。
法的リスクがない範囲で使えるものを選ぶ
浮気調査グッズを選ぶ際には、法律に抵触しないかどうかを必ず確認することが大切です。
また、証拠として使えないばかりか、調査を行った側がトラブルに巻き込まれるリスクも否定できません。
GPSやレコーダー、カメラなども、使用する場所や方法によっては違法となる場合があるため、事前にルールを確認し、正当な範囲で利用できるグッズを選びましょう。
自分で浮気調査する際の注意点
自分で浮気調査する際の注意点は、以下の4つです。
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それぞれ以下で詳しく解説していきます。
違法行為に該当する場合がある
浮気調査の一部の方法は、プライバシーの侵害、ストーキング、不法侵入、盗聴、盗撮など、法律で禁じられている行為を含むことがあります。
例えば、パートナーのスマホを無許可で操作したり、無断でGPSや盗聴器を設置したり、またはパートナーを無許可で映像や音声で録画したりする行為は、法律に違反する可能性があります。(参考:不正アクセス行為の禁止等に関する法律 | e-Gov 法令検索)
もし法律に違反した場合、重大な法的責任を負うことになります。
罰金、懲役、または両方を含む可能性があります。
また、被害者からの民事訴訟を起こされるケースもあり、賠償請求を受ける可能性があります。
そのため、自分で調査せずに、費用は発生しますが探偵事務所に依頼することも一つの選択肢です。
どの方法を選択するにせよ、常に法的なリスクを理解し、適切に行動することが重要です。
裁判で有効な証拠にはならない場合がある
自分で浮気調査して収集した証拠が裁判で有効にならないケースもあります。
その理由の一つは、証拠が違法な方法で得られたものである場合です。
例えば、パートナーのプライバシーを侵害して得た情報や、パートナーのスマホやパソコンを不法に操作して得た情報などは、法的に認められない可能性があります。
また、裁判では一般的に「直接証拠」が最も強力であるとされています。
つまり、間接的な証拠や推測に基づく証拠よりも、事実を直接証明する証拠が有効だということです。
したがって、浮気の疑いを示す間接的な証拠だけでは、裁判で有効とは認められないことがあります。
バレると調査が続行しづらくなり証拠も集めづらくなる
もし浮気を調査していることがバレてしまうと、パートナーはより警戒心を持つようになります。
その結果、新たな証拠を見つけるのが一層困難になります。
パートナーが行動を変えたり、連絡手段を変えたり、場合によっては完全に浮気行為を止める可能性もあります。
それはそれで良い場合もありますが、過去に浮気をしていた場合は追及できなくなるでしょう。
また、パートナー間の関係性にも大きな悪影響を及ぼす可能性があります。
不信感や怒りが増大し、それが結果として別れにつながることもあります。
パートナーが浮気をしていたとして、もし調査していることがわかっても浮気自体がバレたわけではないため、認識が甘く引き続き行為に及ぶ人は少なくないでしょう。
とはいえ、バレると調査が続行しづらくなるのは間違いありません。
浮気調査をノーリスクで行いたい人は探偵への依頼がおすすめ
浮気調査をノーリスクで行いたい人は、探偵事務所など調査のプロに依頼するのをおすすめします。
例えば、尾行して現場を突き止めたり、バレずに証拠になり得る写真を撮影したり、自分では調べられないようなことも調べられます。
探偵事務所はプロであるため、「相手に依頼したことがバレたら不利になるんじゃ」と不安にならなくても大丈夫です。
細心の注意を払って、状況に応じて適切な方法で調査してくれるため、費用はかかりますがその分、精度の高い調査を行うことができます。
「浮気をしているのはほぼ確実で、後は証拠を掴みたい」場合だけではなく、「浮気しているかもしれないから白黒はっきりさせたい」場合でも、そのためのプランが用意されている事務所もあるため、浮気調査を本格的に行いたい人は活用してみるとよいでしょう。
まとめ
浮気を調査したいと考えたとき、まず自力でなるべく費用をかけずに進めたいと思うでしょう。
しかし、自力でバレずに証拠を集めるためにグッズを使用したい場合は、無断でGPSや盗聴器を設置するという違法行為をせざるを得ません。
合意のもとで設置できるのが理想ですが、浮気の牽制にはなりますが証拠を掴みづらくなります。
リスクを負わずに、正しい方法で浮気調査を行いたい場合はまずは探偵事務所に相談することをおすすめします。
当記事の監修者

- 氏名
- 岡田 真弓
- 経歴
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1968年東京都生まれ
2003年総合探偵社・株式会社MRを設立
2008年MR探偵学校を開校し、学長に就任
2016年一般社団法人日本ライフメンター協会を立ち上げ、代表理事に就任
2017年こころテラス株式会社を設立
- 紹介文
探偵業の現場で培った経験をもとに、「探偵の現場」や「夫を夢中にさせるいい妻の愛されルール」等の書籍を発売。
また、ビジネスリアリティ番組「令和の虎」にも出演し、あらゆるメディアを通じて、調査の実態や夫婦関係の在り方を伝えています。
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