浮気不倫から「やり直し」を選択したけれど苦しい人へ

パートナーの不倫という大きなショックを乗り越え、夫婦関係のやり直しを選んだのに毎日が苦しい…そんな悩みを抱えていませんか?パートナーが不倫をしたという事実は想像以上にあなたの心に影響をあたえます。そのため「一度許したはずの不倫が許せない」「不倫されたことを何度も思い出してつらい気持ちになってしまう」という方は多いもの。
時間がそのつらい気持ちを解決してくれる可能性もありますが、不倫をしたパートナーと過ごす毎日にどうしても耐えられないという場合、今後夫婦関係をどうしていくか考える必要があります。
この記事では不倫を許したはずなのにつらい理由、離婚を決める決断の基準など、不倫と離婚にまつわるポイントについてご紹介。不倫を一度許し、パートナーと「やり直し」を選択したけれど苦しい…という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

1.一度は不倫を許したのに苦しい理由とは

一度は不倫を許したものの、やっぱりパートナーの裏切りが許せない…そんな気持ちを抱えている方は多いでしょう。不倫されたショックは非常に大きいものですので、例えパートナーのことを愛していても一朝一夕に許せるわけではありません。
「不倫を許した」「パートナーとしっかり今後について話し合った」と言う場合でも時間が経つとじわじわ許せない気持ちが出てきたりするもの。
不倫発覚後も仲のいい夫婦を見て、「不倫を許したはずなのに苦しいのはおかしい…」と思うのではなく、まずは今の自分の気持ちにしっかりと向き合ってみましょう。
一度不倫を許したにも関わらず精神的に苦しい日々が続いてしまう理由は様々ですが、やはり「パートナーと元の関係に戻れない」という点が大きいと言えるでしょう。
一度不倫が起こればお互いの信頼関係が崩れ、いくら許すと決めたことでもなかなか元通りの夫婦関係には戻れません。パートナーの方もなにか現状に不満があって不倫に走っていたと考えられますので不倫発覚後、「仲良し夫婦」に戻るのは非常に大変なことだと言えます。
そのため不倫発覚後、すぐ元通りの関係に戻れなくても思いつめる必要はありません。しかし不倫によって夫婦関係が悪化したことで今、あなたが苦しんでいるという現状は問題です。
ここからは一度は不倫を許した人が苦しんでしまう理由について見ていきますので、「なんとなく毎日がつらい…」という方はぜひチェックしてくださいね。

1-1.時間が経っても気持ちが収まらなかった

不倫発覚後は非常に大きなショックを受けます。「パートナーからもう愛してないと言われたらどうしよう…」「これからの生活や子供のことはどう決めたらいいんだろう…」など、考えるべきことが多すぎてパニックになってしまうこともあるでしょう。
精神的なストレスがかかった状態で今後の生活や離婚のことについて冷静に考えていくのは非常に難しいこと。そのためとりあえずの措置として「パートナーの不倫を一度許す」と決めた方もいるのではないでしょうか。
もちろん今後のことをじっくり考えて「パートナーを許す」という決断をした方も多いでしょう。しかしある程度時間が経ってくると不倫についてより冷静に考えられるようになり、「やっぱりパートナーの裏切りが許せない」「パートナーが何の罰も受けていないのはおかしい」と考えてしまうこともあります。
不倫されたことによるショックは想像以上に根深いもの。不倫を知ったときのシーンや気持ちが何度もフラッシュバックし、苦しんでいるという方もいるでしょう。時間が経ち、パートナーのことや自分の気持ち、今後のことについて考えられるようになったことで「やっぱり不倫を許せない」という気持ちになることは十分あります。

1-2.パートナーに反省の色が見られない

不倫を一度許した後、夫婦関係の修復をめざす夫婦は非常に多いでしょう。しかしあなたがどれだけ関係改善を申し出てもパートナーが聞く耳を持ってくれず、時には不倫に対する謝罪さえないと言ったケースもあります。
パートナーが不倫に対して罪悪感を持っていないという場合はこういった状態になりやすく、そもそも不倫を悪いことだとも思っていないので夫婦関係の修復が必要だとも考えていない、という心理状態にある人もいます。
また、生活費や世間体などから見て「この人は自分がどれだけ不倫してもどうせ離婚しない」と考えている場合は夫婦関係の修復もせず、再び不倫をすることもあるでしょう。
今後の夫婦関係を良くしようとあなたが頑張っていても、パートナーがそれに応じてくれなければその努力にほとんど効果はありません。
どれだけあなたのつらい気持ちをパートナーに伝えてもパートナーが全く反省しない…そんな時は自分に無力感を感じてしまい、苦しむこともあるでしょう。

1-3.不倫再発への不安が収まらない

一度パートナーに裏切られると「また不倫をされているんじゃないか…」「不倫相手と別れたと言っていたけど、本当かな…」など、さまざまなことが不安になってしまうもの。パートナーが飲み会に行くだけで執拗に疑ってしまったり、パートナーの携帯電話をしょっちゅう確認しないと気が済まなくなったり…、不安のあまりパートナーを過剰に束縛してしまうこともあるでしょう。
また、束縛をせずパートナーの前では「もう不倫のことは気にしていない」と振舞いつつも、一人で浮気再発への不安を抱え続けているという方もいるでしょう。こうした場合不安を発散する方法がありませんのでパートナーとの溝はますます大きくなってしまいます。
いずれにせよ不倫の傷跡は大きく、いくらパートナーが反省してくれても不安な気持ちが簡単に収まることはありません。不安からどういった行動に出るかは人それぞれですが、パートナーの態度に関わらず不安な気持ちが収まらないこともあります。
不安のあまり精神的にストレスが大きくなり、日常生活を送るのも難しくなってしまうというケースも少なくありません。一度パートナーのことを疑い始めれば不倫再発への不安は止めようと思ってもなかなか上手くいきませんので、不安がひどいようであればまず自分の心を落ち着けることが大切。パートナーを含むすべてのことに対して疑心暗鬼になってしまい、毎日がつらいという場合はカウンセラーなど専門家への相談も検討しましょう。

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1-4.不倫をきっかけに愛情が無くなった

パートナーの不倫をきっかけに、パートナーに対する愛情が無くなってしまったという方は案外多いのではないでしょうか。世間では「何があっても一緒にいるのが夫婦」「パートナーの浮気を許すのが良い妻」などと言われることもありますが、不倫は重大な裏切り行為
不倫をきっかけに愛情を持つことが出来ないのも無理のないことです。
愛情がない中、夫婦関係を続けるとなると「仮面夫婦になる」という選択肢を取ることになります。しかし仮面夫婦の状態で毎日生活を送るのは想像以上につらいもの。一度は不倫を許し、愛情がない中でもひとまず一緒に暮らしているという方は、すでにそのつらさを感じているでしょう。
「子供の前では仲良し夫婦を演じている」という方もいるかと思いますが、すでに愛情を抱いていないパートナーと生活し続けていることはいずれ子供にも分かること。「愛情と家族生活をきっぱり割り切ってこのままの生活をし続ける!」と諦めてしまえるのなら良いのですが、あなたが現状に苦しさを感じているのであれば今後別居や離婚についても検討していった方がよいかもしれません。

1-5.性行為に応じることができない

不倫発覚後、パートナーからの誘いに応じることが出来ない…そういった悩みを抱えている方も多いでしょう。パートナーへの愛情が無くなったわけではないものの「別の異性とそういった行為をしていた」ということをどうしても思い出してしまうのは無理もないこと。
特に不倫発覚直後であればパートナーに対して、生理的な嫌悪感を抱いてしまうこともあります。
しかしパートナーとの性行為に応じられない日々が続けば、自分もパートナーも苦しい思いを抱えてしまうかもしれません。また、「自分が性行為に応じないことで、パートナーがまた不倫をするのではないか」「そういった行為が無いとますます関係修復が遠ざかってしまうのでは」と不安になることもあるでしょう。
ですが不倫のショックを考えれば発覚後、なかなか性行為に応じられないという状況は十分考えられます。行為を断ってしまう自分を責めると、精神的にも大きな負荷がかかってしまいます。性行為に応じられない現状がどうしても苦しいのであれば自分がパートナーとどんな関係でいたいのかを考え、離婚を含め今後の方針について考えてみてもよいかもしれません。

1-6.パートナーが離婚したがっている

あなた自身はパートナーの不倫を許し、今後パートナーとの関係修復を考えているという一方、パートナーはすでにあなたへの愛情を失っているというケースもあります。
多くの人にとって不倫はただの遊びですが一部不倫の恋に本気になってしまう人もいます。もしパートナーが「不倫相手と結婚したい」「不倫したことで今のパートナーへの愛情が無くなった」という気持ちを抱えている場合、夫婦関係の修復は難しくなります。
しかし不倫をしたパートナーの方から「離婚したい」といわれてもあなたは断ることが出来ます。
法律的に見れば不倫をしたパートナーは「有責配偶者」。夫婦関係を悪くした原因であるパートナーから離婚の申し出をするのは難しくなりますので、もしあなたが拒否すれば離婚は成立しないでしょう。
しかしあなたと離婚したいという考えを持っているパートナーと今後も一緒に暮らすのは非常に苦しいことです。特にあなたからパートナーに対する愛情だけが残っているという場合、「どうして自分の気持ちに応えてくれないのか」と悩んでしまうこともあるでしょう。
あなたが「パートナーとはどうしても別れない」と心に決めているなら大丈夫ですが、現状を苦しいと感じているのならあなた自身も離婚について検討していった方がよいかもしれません。

2.続けるか別れるか…決断の基準とは

一度は不倫を許したものの、やっぱり毎日が苦しい…そんなときこのまま結婚生活を続けるか離婚をするか、迷ってしまいますよね。
しかしいったいどういった基準でその決断をすればいいのか分からないという方も多いでしょう。結婚も離婚も、多くの方にとっては初めての経験。離婚は誰にとっても大きな決断ですので、不安になってしまう気持ちにも無理はありません。
しかし現在の夫婦生活から考えて離婚すべきかどうか、判断できる基準はいくつかあります。離婚するかどうしても迷ってしまうという方はまず以下のケースをチェックし、当てはまっているようであれば離婚を少しずつ検討してもよいでしょう。
もし夫婦生活について不安があれば専門家に相談するのも有効な手段です。

2-1.パートナーから暴力などを受けているか

パートナーからDV、モラハラなどを受けている場合、夫婦関係修復の前に離婚を選択した方がよいでしょう。DVやモラハラは言葉や暴力でパートナーを支配すること。ひどい場合は骨折など病院に行かなくてはならないような重大な被害が考えられますので、DVなどの兆候があった時点で逃げるのが得策です。
DV、モラハラは家庭内での解決は非常に難しい問題。なるべく早めに専門家に相談しつつ、ひとまず別居を開始するとよいでしょう。
各自治体の相談窓口に行き、「パートナーとの同居が困難」と判断された場合は住所非公開のシェルターでしばらく暮らすこともできます。子供にも危害が及ぶ可能性のあるDV、モラハラがある場合、不倫について考えるよりも先に自分の身の安全を確保してください。

2-2.パートナーが不倫を繰り返しているか

不倫を一度許し「もう二度と不倫はしない」とパートナーに誓わせたものの、またすぐに不倫をしている…そのような場合、パートナーは不倫に対して罪悪感を持っていない可能性もあります。
不倫を「悪いこと」だと考えていない場合、周りに異性がいるというだけで不倫を始めてしまうこともあります。人の性格や考え方はそう簡単に変わりません。「不倫は癖になる」とも言われますが不倫に対して罪悪感を持たず、不倫のスリルばかりを楽しむ人は、今後も不倫を繰り返す可能性が高いでしょう。
またあなたの気持ちを理解しようとせず、「不倫されるショックなんて大したことではない」と考えている人もいます。そういった場合あなたがどれだけ「不倫を辞めて欲しい」と伝えても効果がないこともあるでしょう。何度も裏切られて傷づくのはあなたにとって非常につらいこと。
いくら言ってもパートナーが不倫を繰り返し、反省しないという場合は離婚を選択してもよいでしょう。

2-3.夫婦関係を修復する気があるか

夫婦間にまだ愛情が残っており、お互いに「夫婦関係を修復したい」という気持ちが少しでもあるのなら離婚を思いとどまった方がよいかもしれません。離婚後、後悔する人の多くは「まだパートナーのことを愛していたのに別れてしまった」という方。離婚後の後悔を防ぐためにも自分の愛情を信じ、引き続き夫婦関係の修復に取り組んだ方がよいかもしれません。
一方であなた自身、パートナーへの愛情が無くなってしまったという場合、離婚を検討してもよいでしょう。他人同士だった夫婦が愛情で結ばれ、結婚したということを考えると愛情が無くなった後すこやかに結婚生活を続けるのは非常に難しいことです。
仮面夫婦を続けるのも非常に大きなストレスとなりますので、今後に不安があるのであればその不安としっかり向き合うべきでしょう。
もちろん「今はパートナーのことが嫌いだけど、今後また愛情が戻ってくる可能性もある」、という場合であればまだしばらく様子を見るのも一つの手です。しかし「今後パートナーを愛することはない」という確信があるのであれば離婚を検討しましょう。

2-4.現在の精神的ストレスはどれくらいか

一度でもパートナーに裏切られるとそのショックは何年も残るものです。パートナーには「許す」と言ったものの精神的ストレスが解消されず、毎日つらい思いをして居るという方も多いでしょう。
不倫をされたショック自体は時間と共に解消されていく可能性もありますが、一度抱いてしまったパートナーへの不信感や不倫再発への不安はなかなか消えません。
精神的ストレスからパートナーとのやり直しも上手くいかず、一度裏切った相手と生活し続けるのがあまりにもつらいという場合、あなたの心だけで到底解消できないほど大きな負担を抱えている可能性があります。
パートナーの不倫がきっかけでメンタル面の病気になってしまう方もいますので、精神的ストレスが大きすぎる場合は早めに信頼できる人や専門家に相談しましょう。
また、しばらく時間をおいてみても、カウンセリングなどを受けてもパートナーのことをやっぱり許せない、と言う場合は離婚を検討した方がよいでしょう。あなたの心の健康を考えれば離婚も前向きな決断。どうしても信頼できないパートナーと一緒にいるよりも新しい人生の歩み方について考えた方がよいかもしれません。

2-5.周りの人も離婚に賛成しているか

離婚すべきかどうかという重大な決断は、もちろんあなた自身がしっかり考えてから行うべきです。しかし長年あなたと一緒にいた家族や友人、同僚に今後のことについて相談してみるのもよいでしょう。
もし相談し、「離婚した方が良いと思う」というアドバイスをもらったのならその意見も尊重しつつ今後のことについて考えていく必要があります。
やはり不倫があったと言っても長年一緒に暮らしてきたパートナー。家庭内のことになるとあなた自身、なかなか冷静な判断が出来ていない恐れもあります。そのため、あなたをよく知る第三者からの意見を聞き、尊重することが大切。最終的な判断はあなた自身が行うとしても、決断の前に信頼できる人からの意見を参考にしてみましょう。

3.やっぱり離婚したいときにするべきこと

今後のこと、今のパートナーとの関係、自分の気持ち…いろいろなことを考えた結果「やっぱり離婚したい」という場合はどのように対処すればよいのでしょうか。
離婚は多くの人にとって初めての経験。一体何から考えればいいのか分からないという方がほとんどだと思います。
しかしいきなりパートナーに「離婚したい」と伝えると後々さまざまなトラブルが出てくる可能性もあります。そのため離婚すると決めたらまずはきちんと話し合いの準備をしておくことが大切。苦しい気持ちの中で離婚準備を進めるのは大変ですが、少しずつでも離婚に向けて前進していきましょう。
ここからは「離婚したい」そう考えた時にすべきことについて解説していきます。りこんをまだ迷っているという方も、「離婚する場合どんなことをすればいいのか」ということを知っておくため、ぜひチェックしてみてくださいね。

3-1.今後の生活について考える

離婚に際して最も心配なのが「離婚後の生活」です。今までパートナーや家族と暮らしてきた家を出て、これからどこで何をして生計を立てていくか…生活について考えなければならないことはたくさんあります。
しかし考えるのが大変だからと言って離婚後の生活の目途を立てずいきなり家を出てしまうのはNG。パートナーに説明もないまま家を出ると状況によっては「悪意の遺棄」としてパートナーに訴えられる可能性もあります。
もちろん別居に当たり理由があれば「悪意の遺棄」とはなりませんがやはり突然の別居はトラブルにつながりやすいので避けた方がよいでしょう。
今後の生活でまず考えるべきは「住む場所」と「生活費」。離婚後、実家に戻れるという状況の方であれば場所については解決しますが、賃貸住宅を借りるとなると少なくとも一か月くらい前から家探しをする必要が出てきます。
また、現在仕事をしていないという場合、生活費をどう確保するかについても考える必要があります。長年専業主婦(夫)をしてきたという方だと再就職は難しくなりますので、就職活動と同時に数か月分の生活費を確保してから離婚する必要があります。

3-2.持っている財産・名義などのチェック

パートナーに「離婚したい」と言い出した後は一気に夫婦仲が悪化し、まともな話し合いが出来ないというケースも多くあります。しかし今後の生活にも影響する財産や名義について話し合っておくことは非常に大切。
離婚提案後、話し合いが出来ないことを見込んで今のうちに名義や財産額のチェックをしておくと離婚がスムーズに進むでしょう。
名義関係でまずチェックしておきたいのが保険金の受取人。パートナーが受取人になっている場合、離婚後もお金がパートナーの口座に振り込まれることになってしまいますので現在加入しているものはすべて名義を確認しておきましょう。
また、財産に関しては基本的に夫婦間での財産分与が可能です。しかし離婚後話し合いの場を設けるのは大変だと考えられますので、出来れば離婚前に財産の分け方について話し合っておくのがベスト。特にマイホームを購入している場合、マイホームの査定額がいくらくらいになるのか把握しておくことは大切です。財産分与自体はいつでも可能ですが、今できる査定や手続きなどがあればなるべく早めに進めておくとよいでしょう。

3-3.離婚について専門家に相談する

離婚をするうえで、弁護士など専門家に相談するのは非常に重要なことです。現在日本で離婚するカップルの多くは「協議離婚」という形で離婚を行っています。しかしこの協議離婚では養育費や財産分与などのことについてしっかりと話し合いがなされないままとなってしまうことも多く、養育費不払いなど様々なトラブルにつながっています。
そこで必要なのは行政書士、弁護士など夫婦関係に強い専門家に相談すること。自分が今後どのような生活をしたいのか、パートナーとの関係を今後どうしていきたいのかなど自分の気持ちを伝え、第三者からのアドバイスをもらうことは非常に重要です。

3-4.不倫の確実な証拠を集める

不倫を原因として離婚をするときは、まずパートナーに「不倫をした」と認めてもらうことが必要です。パートナーに不倫を認めてもらうのに必要なのは不倫の確実な証拠。仲のいいメッセージのやり取りや食事のレシートだけでは「不倫していない」と言い逃れされる可能性もあるので、パートナーが別の異性と確実に肉体関係を持ったことが分かる証拠が必要になります。
そういった証拠は自分一人で探すこともできますが、やはり法的にも確実な証拠となると個人で探すのは難しくなります。慰謝料などを請求することを考えればパートナーが不倫をしたとだれもが分かる、法的な証拠は必須。自分で手に入れた証拠だと不十分だと判断される場合もあるので、出来る限り証拠集めは専門家に頼みましょう。
探偵や興信所に相談すれば法的に有効な証拠を集めてもらうことも可能ですので、「パートナーと確実に離婚したい」「ショックを受けた分、慰謝料はしっかりもらいたい」という方は探偵などに相談してみましょう。

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4.離婚する前に注意しておきたいこととは

パートナーと離婚するにあたって、法的な措置を取りたいと考えている方は多いはず。特にパートナーの不倫が理由で離婚する場合、パートナーから慰謝料をもらえる可能性も高いので法的措置を取るメリットは大きいと言えます。
しかし法的措置を取るにあたって、注意しておくべきことがあります。不倫からしばらく時間が経過した後の離婚だと特にトラブルになりやすいので、法的措置を含む離婚を考えているという方はぜひご一読ください。

4-1.不倫を理由にした離婚が出来ないことも

不倫からしばらく時間が経っている場合パートナーが不倫をしたことを示す証拠を集めるのが難しくなり、パートナーが不倫をしたことによる離婚が出来ない可能性もあります。その場合、「婚姻を継続しがたい重大な事由」で離婚請求を行わなければならないケースもあります。
どのような理由で離婚の請求をするかは弁護士など専門家に相談する必要がありますが、証拠がなければ不倫を理由にした離婚が出来ないケースもあることを知っておいてください。また、現在不倫を理由に離婚したいと考えている場合、前述したように不倫の確実な証拠が大切になります。時間が経つごとに証拠集めは困難になりますので、不倫発覚後なるべく早く証拠集めに取り掛かりましょう。

4-2.慰謝料請求には時効がある

適切な形式で訴えれば不倫による慰謝料請求は可能です。しかし慰謝料請求には時効があり、その期間を過ぎてしまうと不倫行為があったにもかかわらずお金の請求が出来なくなります。
不倫行為による慰謝料請求の時効は「損害および加害者を知ったときから3年」。つまり「パートナーが確実に不倫をしていると知った」時から3年の期間になります。
この3年という期間、「案外早いな…」と思った方も多いはず。慰謝料請求を考えている方はなるべく早く弁護士などに相談しておくことをおすすめします。

4-3.子供の気持ちをしっかり考える

離婚に当たって大切にしたいのは子供の気持ちです。あなたにとって自分を裏切ったパートナーでも、子供にとっては大切な親。何の説明もなく子供とパートナーを引き離せば、どれだけ幼くても子供は大きなショックを受けるでしょう。
子供に対してはパートナーと離婚することをしっかり伝え、子供の疑問についてはできる限り答えるようにしましょう。また、パートナーとは養育費や面会の時期など、離婚前にできる限り細かく話し合っておくことが大切です。特に養育費についてはきちんと書面に残すことで養育費不払いなどのトラブルを防ぐことが出来ますので、専門家などの立会いのもと話し合いを進めるのがおすすめです。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。不倫から「やり直し」を選択したものの毎日が苦しい…一度許したはずの不倫がやっぱり許せない…そんな気持ちになるのも仕方のないこと。不倫のショックが大きいことを考えればあなたが今抱いている気持ちにおかしなところはありません。
しかし今後苦しい気持ちの中で夫婦関係のやり直しを続けるか、それとも離婚をするか…重大な決断をする必要が出できます。決断には時間がかかると思いますが信頼できる人や専門家のアドバイスを受けながら今後のことについて前向きな姿勢で決めていくのがおすすめ。今後パートナーとどのような関係になっていたいのかをしっかり考え、後悔のない決断をするよう心掛けましょう。

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田村 淳
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