浮気妻の浮気の主な理由は？浮気の兆候や浮気が発覚した時の選択肢を解説！
浮気をするのは夫に限らず、妻が浮気をしていることもあります。「妻が浮気をしているかもしれない」「妻の浮気が発覚してどうするのがよいかわからない」─そうしたお悩みをお持ちではないでしょうか。
今回は妻の浮気で悩む方に向けて、妻が浮気をする理由や浮気の兆候、妻の浮気を知ったときの夫の選択肢などについて取り上げていきます。
- 妻が浮気をする理由
- 妻が浮気をしている場合によくある兆候
- 妻が浮気が発覚したときの夫の選択肢
妻も浮気をする可能性はある
「浮気は男性がするもの」というイメージがあるかもしれません。しかし、実際のところでは女性も浮気する人はいます。
相模ゴム工業がアンケート調査を実施した「ニッポンのセックス 2018年版」によると、結婚相手・交際相手以外にセックスをする相手がいる人は、女性全体で15.2％、年代別で最も多い30代では17.9％でした。男性全体の26.4％よりは低いものの、女性も浮気する人がある程度いることがデータの面からも明らかです。
男性に限らず女性も、浮気をする人はするのです。
妻が浮気する理由
男性はいつでも子どもをつくれますが、女性は妊娠すると10ヶ月間は子どもをつくれないなど、生物学的な違いから、男性と女性の性は異なります。男性はより多くの子孫を残したいという思いから本能で浮気をするのに対して、女性は少しでもよい遺伝子を残したいという考えから理性で浮気をするといわれています。
こうした本質的な違いもあり、妻が浮気をする理由は夫が浮気をする理由とは、異なる面もあります。
【妻が浮気する理由】
- 女性として見られたかった
- セックスレスでセックスがしたかった
- 夫との関係で孤独を感じて寂しかった
妻が浮気をする主な理由は、いずれも夫婦関係への不満に起因するものです。夫に対して満たされない想いがあると、その不満を解消するために、別の男性を求めることがこれらの理由に共通しています。男性はつい出来心で浮気をしてしまいやすい生き物なのに対して、女性は浮気が本気になりやすく、新しい出会いがあったときなどに、つい出来心で浮気をするのは少数派といえます。
妻が浮気をする理由について、それぞれ詳しくみていきます。
女性として見られたかった
結婚して一つの家で生活を共にするのが当たり前になると、「女」として扱われない寂しさが、浮気に走る要因となります。特に子どもが生まれると、おしゃれをする余裕がなく、女としての自分に自信が持てなくなる人もいます。さらに、「お母さん」として夫からも扱われることに不満を感じる人もいるのです。
夫婦関係が上手くいっていないケースに限らず、夫婦仲がよい場合にも、「女性として見られたい」という想いを抱くことがあります。
女性はいくつになっても「女」として扱われたいと感じている人が多いです。妻の浮気を防ぐためには、おしゃれをして一緒に出かける機会をつくり、「きれいだね」「かわいいね」と声をかけるようにしましょう。また、美容院に行って髪型が変わったといった変化に気づき、「その髪型似合うね」など声を掛けることとも大切です。
セックスレスでセックスがしたかった
夫とのセックスレスが長く続くと、他の相手を求めることも、妻の浮気につながる大きな理由になります。特に夫にサインを送っても気づかないフリをされたり、誘いを断られたりした経験があると、女として求められない寂しさから、他の人を求めることもあるのです。また、セックスレスにより、性欲を満したいというケースもあります。
夫側も以前に断られたことが原因で妻を誘うことを躊躇しているケースもありますが、産後に妻が断ったケースでは、身体が回復していないことや慣れない育児の疲れが理由で、タイミングの問題という場合もあることを理解しておきましょう。
また、妻は断られるのが怖くてさりげなくサインを送っていることもありますので、妻を気にかけることも大切です。
夫との関係で孤独を感じて寂しかった
夫と希薄な関係で、孤独を感じる寂しさから不倫をしてしまうケースもあります。妻が夫に話しかけても、「うん」などの一言二言で会話が続かないケースや、夫に子どものことや家計のことなどを相談したくても、「忙しい」「疲れている」と相手にされず、妻が家のことをすべて抱え込むケースなどが該当します。
あるいは、休日はゴルフや趣味の時間に充てるケースや、一日寝ていて何もしないケースなども、妻が孤独を感じてしまいがちです。
実際に仕事が忙しくても、妻と話をする時間は多少なりともあるはずです。妻が孤独感から浮気に走るのを避けるには、妻を気にかけて寄り添う姿勢を見せようにしましょう。
妻の浮気の兆候
妻が浮気をしている場合には、一般的に以下の兆候が表れていることが多いです。
【妻の浮気の兆候】
- スマホの扱い方に変化があった
- 身だしなみに変化があった
- 外出頻度が増えた
- 夫のスケジュールを知りたがるようになった
これらの兆候に当てはまるからといって、必ずしも浮気をしているとは限りませんが、いくつも当てはまっている場合は可能性が高まります。家族に隠して浮気をしていると、生活に何かしらの変化が表れるためです。
一つひとつ詳しく解説していきますので、当てはまるかチェックしてください。
スマホの扱い方に変化があった
スマホの扱い方の変化で浮気の兆候として疑われるのは、スマホをお風呂やトイレまで持ち込んでいるケースや、今までスマホを表向きで置いていたのが、裏向きに置くようになったケースなど挙げられます。
浮気をしている場合は、スマホは浮気相手との連絡ツールであり、写真や動画を保存しておくこともできるため、見られるのを警戒していることが考えられます。スマホを上向きに置くのは、ポップアップが表示されるのを見られないようにするためです。
あるいは、浮気相手と頻繁に連絡を取り合っているのを隠すため、常にマナーモードにしているケースもあります。電話が鳴っていても、「出なくて大丈夫」といって出ないケースや、電話に出るときに部屋から出ていくケースなど、家族の前で電話で話すのを避けるのも、浮気が疑われます。
身だしなみに変化があった
妻が急に身だしなみに気をつかうようになったら、浮気相手にきれいだと思われたいからという可能性があります。
たとえば、「新しい服やバッグ、下着などが増えている」「化粧に時間をかけるようになった」「香水をつけるようになった」「ムダ毛処理をきちんと行うようになった」「ダイエットを始めた」といった例が挙げられます。あるいは、ファッションの傾向が変わった場合には、浮気相手の好みに合わせているのかもしれません。
外出頻度が増えた
外出する頻度が急に増えたときは、浮気相手と会うようになったことが考えられます。妻が専業主婦やパートで浮気相手が営業職など時間を自由に使えるケースでは、平日の日中に浮気をしている人もいますが、それ以外のケースでは平日の夜や休日などに家を空ける機会が増えたときは、特に注意が必要です。
外出の理由としては、特に夫の知らない昔の友達と頻繁に会っているというケースは、浮気が疑われます。また、妻が仕事をしている場合は、会社の飲み会や残業、休日出勤が増えた場合も、浮気の可能性があります。
妻が外出するときに「迎えに行くよ」と声を掛けたり、外出中に子どものことなどで電話を掛けて出るか確認してみたりしましょう。外出した日時と理由をメモしておくと、浮気の証拠を集めるときに役立つ可能性があります。
夫のスケジュールを知りたがるようになった
夫のスケジュールを以前よりも知りたがるようになった場合は、浮気相手といつデートできるか考えている可能性があります。詳しく予定を聞いてくる場合には、浮気相手といるときに夫との鉢合わせを避ける目的も考えられます。
たとえば、これまで平日の帰宅時間を気にしていなかったのに、「今日は何時頃に帰ってくるの？」と頻繁に聞くようになるケースや、「今週末はゴルフ？来週は？」とやたらとスケジュールを確認したがるケースが該当します。
夫の帰宅時間を頻繫に確認しながら、妻が外出する予定を伝えてこない場合には、妻に伝えた時間よりも早く帰宅して、在宅しているか確認しましょう。
妻の浮気が発覚したらどうする？
妻の浮気が発覚した際には、夫には以下の選択肢があります。
【妻の浮気発覚後の夫の選択肢】
- 妻と話し合う
- 慰謝料を請求する
- 離婚するかやり直すか決める
妻の浮気が発覚すると動揺するのは当然ではありますが、冷静に判断できない状況で話し合いを持ちかけるのは禁物です。自分自身も望まない結果を招く可能性があるためです。まずは、友人や知人などに相談するなどして心を落ち着けてから、妻と話し合うといったステップに進んでいきます。
3つの選択肢を順を追って見ていきます。
妻と話し合う
まずは妻と話し合い、浮気に至った理由や経緯を聞き、今後のことを考えていくことが大切です。まだ、自分の気持ちが固まっていない場合には、妻と話し合うことで、今後どうしたいか方向性を考える判断材料となります。
妻とじっくりと向き合い、夫婦関係で不満に感じていることを聞くことで、妻が不倫をやめる決意をし、夫も夫婦関係を再構築していく気持ちになる可能性があります。あるいは、夫側はやり直したいと思っていても、妻にその気がないことがわかれば、踏ん切りがつくこともことも考えられます。
一方で、話し合いの際には怒りのあまり、妻を責め続けて怒鳴ったり、殴ったり、家から追い出したりするのは、冷静な話し合いができなくなるため厳禁です。また、暴力をふるうと犯罪行為に当たるほか、家から追い出しまったことがきっかけで別居すると、離婚する場合に不利になる可能性があります。夫婦だけでは冷静に話をする自信がない場合には、友人や知人に同席を依頼するのが望ましいです。
慰謝料を請求する
妻と話し合っても浮気を認めない場合には、収集した証拠を提示したうえで、不倫相手と妻に慰謝料を請求するという選択肢があります。ただし、慰謝料を請求するには不貞行為があったことを裏付ける決定的な証拠が必要です。
浮気の証拠となるのは、「ラブホテルに出入りする写真・動画」「性行為中の写真・動画」「浮気相手の家に相当な時間滞在していることを裏付ける写真・動画」「ラブホテルのレシートやクレジットカードの明細」「性行為に関わるLINEやメールのやり取り」などです。
このほかにも探偵事務所の調査報告書は有力な証拠となりますので、証拠を確保するのが難しい場合には利用を検討しましょう。
離婚するかやり直すか決める
最終的には妻と離婚するか、妻との関係を修復してやり直すのかを決めます。離婚をすれば妻との関係を終わらせることができるため、再度、浮気をされて傷つくリスクがなくなります。ただし、財産分与や引越しが必要になるほか、子どもがいる場合は親権の問題もあります。
妻との関係を修復する場合には、妻と浮気相手に今後会わないことを求める誓約書を書いてもらうという方法もあります。
自分や子どものことを考え、将来を見据えて冷静に判断することが大切です。
まとめ
女性は理性で浮気をするといわれることがありますが、女性として見られていないことや孤独感、セックスレスなど、夫婦関係の不満に関わる理由が多くを占めます。
妻の浮気が疑われる場合は、浮気の兆候に当てはまるものがないかチェックし、浮気をしている疑いが濃厚であれば、まずは妻と冷静に話し合いをします。妻が浮気を認めず、妻や浮気相手に慰謝料を請求するには決定的な証拠が必要です。不倫の証拠を集めるのが難しい場合には探偵事務所に依頼するという選択肢もあります。
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