浮気不倫されてうつになったら慰謝料請求できる?うつへの対処法なども紹介

不倫されてうつになったら慰謝料請求できる?うつへの対処法なども紹介不倫されたときにとる行動は人それぞれですが、何も行動できないまま、うつ病を発症してしまう人もいます。では、不倫されてうつになったら、パートナーに対して慰謝料請求できるのでしょうか。

こちらの記事では、うつの症状や対処方法、慰謝料請求の可否、慰謝料請求の流れを紹介しています。

パートナーの不倫によるうつの症状

パートナーの不倫は本当に腹が立ちますし、仕返ししたいという気持ちが高まります。
しかし、仕返ししたいという気持ちよりも、裏切られたという気持ちが強い場合には、そのストレスからうつ病を発症してしまうことがあるのです。

それではまず、うつの症状から見ていきましょう。

食欲がなくなる

うつの初期症状として現れやすいのは、急に食欲がなくなるというものです。
これまで好きだった食べ物を食べたいと感じない、そもそも食欲がないというときには、うつ病を疑う必要があるでしょう。

無気力になる

うつ病は強い心的ストレスで起こりやすいと考えられ、その典型的な症状のひとつには、無気力が挙げられます。
無気力になってしまうと、仕事や家事、子育てなど、生活のすべてにおいてやる気がなくなります。

気持ちの浮き沈みが激しくなる

急に激しい感情が押し寄せてきたと思ったら、今度はひどく落ち込む。これもまた、うつ病の典型的な症状のひとつです。

悲しい気持ちが長く続く

不倫をされたこと自体、悲しいと感じる原因になります。
しかし、その悲しいという気持ちがいつまでも続くのなら、うつ病を発症している可能性が高いでしょう。

不眠症になる

うつ病を発症すると、いろいろな考えが頭に中に浮かび、寝付けない、寝てもすぐに起きるなどの症状が現れることがあります。

不倫うつの対処法

不倫うつは根が深く、簡単に改善を目指せるものではありません。
とはいえ、うつ病を放置していては、症状は悪化するばかりです。
では、うつ病の疑いがある場合には、どう対処すれば良いのでしょうか。

ストレスを書きだす

まず、自分が抱えているストレスを紙などに書き出してみてください。
このように「ストレスを発散させる」行為は、うつ症状の軽減に役立ちます。

友人や知人に相談する

うつ病を発症すると、人に会うことが怖くなって引きこもることがありますが、それではうつ症状は改善されません。
そしてそのような状態になったら、親しい友人や知人に相談をしてみてはいかがでしょうか。
ただし、否定的な意見を述べる友人や知人ではなく、あなたを肯定してくれる人を選んで相談してください。
あなたを否定する人に相談を持ち掛けてしまうと、ますますうつ症状が悪化することがありますので、相談する人を選んで悩みを吐き出すことが大切です。

カウンセラーに相談する

うつ症状は進行しますので、そうなる前にカウンセラーに相談してみましょう。
心療内科や精神科にはカウンセラーがいて、あなたに寄り添ったアドバイスをしてくれますので、話を聞いてもらうだけでも少しは心が軽くなるでしょう。

パートナーへの法的措置を検討する

パートナーに反省させたい、うつになった原因が不倫にあると考えるなら、法的措置も視野に入れて行動する必要があるでしょう。
ここでいう法的措置とは、パートナーや不倫相手への慰謝料請求と、パートナーへの離婚請求です。

離婚はひとまず置いておくとしても、不倫でうつ病を発症したという事実があるわけですから、慰謝料請求はなるべくする方向で考えておいたほうが良いでしょう。

不倫されてうつになったら慰謝料請求できる?

不倫された心的ストレスによってうつ病を発症してしまった場合、以下で紹介する2つの慰謝料請求を行えます。

不倫に対する慰謝料

不倫に対する慰謝料は、うつ病になった、ならなかったに限らず、パートナーと不倫相手に請求できます。
それは、不倫はパートナーに精神的苦痛を与える行為であり、貞操義務に反すると判断されるからです。
つまり、不倫という不貞義務に違反した者は、精神的苦痛を与えられた者に対する賠償責任を負わなければならないということなのです。

なお、慰謝料請求の際にはパートナーと不倫相手が確かに不倫をしたという証拠が必要になり、それがない場合では慰謝料請求が難しくなる可能性があります。
パートナーと不倫相手に慰謝料請求したいなら、請求日までに確固たる不倫の証拠を集めておきましょう。

うつ病の治療のための慰謝料

パートナーの不倫で心療内科などを受診して治療を受けた場合、医師が不倫うつだと診断すれば、診断書の提出でうつ病治療のための慰謝料を請求できます。
この部分はとても重要で、医師が不倫うつだと認めなかった場合では、残念ながらうつ病治療のための慰謝料は支払われません。

また、この場合でもパートナーが不倫をしたという証拠に基づいて医師が診断を行いますので、事前に不倫の証拠を集めておく必要があるでしょう。

不倫によるうつ病で慰謝料を請求する流れ

不倫によるうつ病で慰謝料請求する流れは、ザックリと以下のようになります。

①うつ病の診断書を用意する

心療内科などを訪れて医師がうつ病と診断したのなら、まずは診断書を書いてもらっておいてください。
その上で、家庭裁判所に調停を申し立てましょう。

家庭裁判所では、調停委員を通じて慰謝料請求の話し合いを行うことができ、ここで不倫の証拠やうつ病の診断書が活かされることになります。
なお、通院の際に交通費がかかった場合には、交通費の領収書も手元に用意しておきましょう。

②不倫の確実な証拠を集める

家庭裁判所に調停を申し立てて慰謝料請求する場合には、不倫の裏付けとなる証拠の提出が必要不可欠です。
とはいえ、自分1人で不倫の証拠を集めるという方法は失敗する可能性がありますし、時間や労力がかかるというデメリットがあります。
ましてや、うつ病の症状が出てしまっている場合では、不倫の証拠集めをする気力も失われている可能性が高いでしょう。

それなら、思い切って探偵事務所に不倫の証拠集めを依頼してみてはいかがでしょうか。
探偵事務所に依頼してしまえば、時間や労力がかかることなく、自宅に居ながら不倫の証拠集めを行えますよ。

③パートナーに請求する

家庭裁判所を通じて、パートナーに慰謝料請求をします。
また、慰謝料の金額については双方の話し合いによって決定しますが、パートナーが請求金額に納得せず、家庭裁判所では解決できない場合には、裁判を起こす必要があります。
ただし、裁判にまでもつれ込んでしまうと、手続きがかなり面倒で、決着がつくまでに長期間を要する可能性も否めません。

そこまでもつれ込みたくないなら、あらかじめ不倫の確固たる証拠を集めて、家庭裁判所で決着をつけるというのが理想的な形でしょう。

まとめ

今回は、

  • ・パートナーの不倫でうつ病を発症した疑いがある場合に現れやすい症状
  • ・不倫うつの対処方法
  • ・請求できる慰謝料の種類と請求の流れ

について紹介してきました。

パートナーの不倫は心に大きなダメージを追う原因になり、そのストレスによってうつ病を発症することも珍しくありません。
そのようなときには、泣き寝入りをするのではなく、パートナーや不倫相手に対する慰謝料請求をしましょう。

なお、慰謝料請求には不倫の証拠が必要になりますが、それを1人で集めようとすると、莫大な時間や労力を必要とします。
そのようなことでお悩みなら、自分1人で証拠集めをしようとするのではなく、探偵事務所の力を借りる方向で考えてみてはいかがでしょうか。
探偵事務所に依頼してしまえば自分で動く必要がありませんので、うつ病の治療を受けながら不倫の証拠集めを行えますよ。

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