離婚離婚カウンセラーとは?カウンセリングで相談できる内容やおすすめの相談先を解説

離婚や夫婦間の問題が発生した際、相談する相手がいない場合には離婚カウンセラーが最適です。離婚カウンセラーに相談をすれば、夫婦間における問題の原因や解決策を一緒に考えてくれるだけでなく、離婚に関する知識を教えてくれることもあります。そのため、少しでも離婚について考えるようなことがあるのなら、一度相談してみることをおすすめします。

本記事では、離婚カウンセラーに関する基本的な情報を解説します。夫婦間の問題でストレスをためすぎると自身の負担が大きくなりすぎるため、本記事の内容で離婚カウンセラーについて把握し、早急に相談すべきかどうか判断してみてください。

離婚カウンセラーとは


離婚カウンセラーとは、その名の通り離婚に関する内容の相談を受けてくれる人のことです。必ずしも離婚を前提としたカウンセリングになるわけではなく、夫婦間の修復を試みたい場合にも相談に乗ってくれます。夫婦間の問題は、悩みを抱える側にとってはかなりのストレスとなるため、離婚カウンセラーを利用することでその負担を和らげることにも繋がるでしょう。

基本的に離婚カウンセラーは、相談した本人にとって最善となる方法を一緒に模索してくれます。相談に行ったからといって必ず離婚を薦められるわけでは無いので安心してください。

また、離婚カウンセラーと近しい意味で夫婦カウンセラーというのもあります。こちらは、夫婦でカウンセリングを受けられるので、夫婦で一緒に悩みを抱えている場合にはおすすめです。

離婚カウンセリングの相談先

以下では離婚カウンセリングの主な相談先をご紹介します。

相談できる内容 費用 相談できる時間
NPO法人よつば
  • 浮気・不倫
  • 離婚・修復など
無料 記載なし
NPO法人 結婚生活カウンセリング協会
  • 夫婦問題・離婚相談
  • 浮気・不貞問題
  • 離婚に関する法律知識など
7,000円(税込) 60分
特定非営利活動法人 日本家族問題相談連盟
  • 離婚・再婚問題における助言、生活改善、支援活動
  • 夫婦問題において、その子供たちが健全に育つための助言、支援活動など
記載なし 記載なし

どれも離婚に関する相談は受け付けており、それ以外に修復を受け付けているものや離婚に関する法律の知識を教えてくれるものなどがあります。「NPO法人よつば」のように無料で相談に乗ってくれるところもあるため、まずはお試して利用してみるのもおすすめです。

離婚カウンセラーに相談できる内容


続いては、実際に離婚カウンセラーに相談するとなった際、どういった内容を相談できるのかを解説します。自身の悩みが相談できる内容なのかどうか当てはめて考えてみてください。

【離婚カウンセラーに相談できる内容】

  • 浮気・不倫
  • DV・モラハラ
  • 夫婦関係の修復
  • 離婚に至るまでの手順
  • 子どもの親権
  • 離婚後の子どもの将来
  • 子供の養育費 など

なんでもかんでも相談できるという訳ではありませんが、夫婦間における悩みの全般は相談可能です。どちらかに肩入れをするといったことは無く、中立の立場で相談に乗ってくれます。

相談内容に対する最善の方法は人それぞれで、いきなり離婚までの手順を明確に教えてくれるケースもあれば、話し合いの場を設けて具体的にどういった話をするべきか教えてくれるケースもあります。まずは実際に利用してみて、離婚カウンセリングの雰囲気を確認してみるのもおすすめです。

離婚カウンセラーへの相談がおすすめの人


離婚カウンセラーに相談すべきか悩んでいる方は、以下の内容を参考に相談すべきかどうか判断してみましょう。

【離婚カウンセラーへの相談がおすすめの人】

  • 相談できる相手がいない
  • とりあえず話を聞いてほしい
  • 離婚に関する知識を身に着けたい

離婚カウンセラーは離婚に関する専門的な知識を要する相談にも乗ってくれますし、それ以外の些細なことに対する相談にも乗ってくれます。基本は、相談する相手がいない場合に利用するのがおすすめで、相談する人がいる場合には一度その方に相談をしたうえで解決が難しいとなったらカウンセリングを受けてみるもの一つの方法です。

離婚カウンセラーへの相談がおすすめできない人」で後述しますが、相談では無く離婚に関する対処法がすでに決まっていて、相談以外の具体的なアクションが必要な場合には、カウンセリングよりも他の方法がおすすめになる可能性が高いです。

相談できる相手がいない

離婚や夫婦間問題について相談できる相手がいない場合は、離婚カウンセラーへの相談がおすすめです。例えば「相談することで夫婦間の悩みを知人に知られたくない」「知人に相談することで、パートナーに相談しているのが間接的にバレたら困る」といった場合には、離婚カウンセラーが適しているでしょう。

また他にも、夫婦の仲を修復したいといった相談の場合は、知人に相談すると片方に肩入れしてしまう可能性があるので、相談が難しいといったケースもあるかと思います。こういったケースでも離婚カウンセラーの利用はおすすめです。

離婚カウンセラーへの相談は、誰かにバラされることも無ければ、おおやけに告知されることも無いため安心して利用できます。

とりあえず話を聞いてほしい

離婚に関する話をとりあえず聞いて欲しい場合にも、離婚カウンセラーはおすすめです。離婚するにあたって具体的にどうすれば良いのか分からない、そもそも離婚すべきなのかすら分からない、といった状態の人なら相談してみれば解決策を提案してくれる可能性があります。

自身の考えがまとまっていない人ほど、まずは話を聞いてもらってみてください。話すことで自身の頭の中で整理がつくこともあるでしょう。とりあえず相談することで、次へのステップが分かることもあれば、そこで全てが解決することもあります。

離婚に関する知識を身に着けたい

離婚カウンセラーは離婚に関する知識を豊富に持ち合わせているため、相談することで知識を身に着けることができます。具体的には、離婚を切り出す前に準備すべきことや離婚をした場合の費用負担などに関する知識を教えてもらえるでしょう。もちろん、その他の離婚に関する知識も教えてくれます。

「いきなり弁護士に相談するのは気が引ける」「相手が浮気をしているが具体的にどのようなアクションを取ればいいか分からない」のように専門的なアクションを起こす手前の段階、すなわちある程度の知識を身に着けておきたい場合に離婚カウンセラーは最適です。

離婚カウンセラーへの相談がおすすめできない人


離婚カウンセラーは、離婚に関する相談ならある程度は受けてくれますが、場合によっては離婚カウンセラーの適応外の相談になるケースもあります。例えば、以下のようなケースに該当する人は、離婚カウンセラーでは無く他の場所への相談が最適と言えます。

【離婚カウンセラーへの相談がおすすめできない人】

  • トラブルが発生しており代理人を求めている
  • 不倫や浮気の調査・証拠集めを依頼したい
  • メンタルヘルスなどの治療方法が知りたい

離婚カウンセラーでは負いきれないような相談は基本的におすすめできません。代理人を求めているのなら弁護士に、不倫・浮気の証拠集めなら探偵、メンタルヘルスなどの治療なら病院に相談しましょう。

トラブルが発生しており代理人を求めている

離婚に関するトラブルが既に発生してしまっている場合、離婚カウンセラーへの相談はおすすめできません。あくまでも離婚カウンセラーは話を聞くのが主な役割であるため、法的な措置を実際に取ることや法律に関する具体的な相談を受けるのは基本的にできないと考えておいた方が良いでしょう。

代理人を必要とするのは主に以下のようなケースが該当します。

  • 相手からDVなどの実害を受けている
  • 離婚が決まっており法的な処置について検討する段階に入っている など

代理人を必要とする場合には、離婚カウンセラーでは無く弁護士などに相談するようにしましょう。

不倫や浮気の調査・証拠集めを依頼したい

不倫や浮気の疑いがあり、その調査・証拠集めを依頼しようと考えているなら離婚カウンセラーでは無く探偵事務所に相談しましょう。仮に、不倫や浮気の疑いがあり、自身がどのようなアクションを取るべきかまだ定まっていない場合には離婚カウンセラーへの相談がおすすめです。

具体的に調査の必要性があるなら、探偵事務所に赴き、費用を払って調査を依頼しましょう。探偵事務所からの調査結果が届いたら、その内容は証拠として効力を持つため、離婚へのステップに移れます。

もし、実際に調査・証拠集めを依頼しようとしている段階にあるのなら、MR探偵事務所へ相談してください。調査成功率95.8%を誇る実績があるので、お客様の費用をムダにすることなく相談に乗ることが可能です。

メンタルヘルスなどの治療方法が知りたい

パートナーとの関係性がうまくいっておらず、精神的にキツイ状態になっていて治療方法が知りたい場合には離婚カウンセラーは適していません。メンタルヘルスなどの治療を希望する場合には、専門の医療機関に相談するようにしてください。

既に精神的な病気の兆候が出ている方は、離婚カウンセラーに話を聞いてもらうだけでは解決する可能性が低いです。治療は病院に頼るのが最も効果的な方法なので、自身の精神状態を改善・治療することが目的なら病院などの専門機関に相談しましょう。

弁護士に相談した方がよいケース


離婚カウンセラーは相談しやすい窓口としての役割もありますが、法的な観点で話を進めるとなると弁護士の方が相談相手としては最適になります。特に以下2点のケースでは、離婚カウンセラーではなく弁護士への相談がベストと言えるので、もし以下のようなケースに自身が該当する場合には弁護士へ相談してください。

【弁護士に相談した方がよいケース】

  • 協議離婚が不可能
  • 離婚を有利に進めたい(親権・養育費など)

パートナーとの話し合いで離婚が成立しないケース、離婚は決めており、どのようにすれば有利に話を進められるか相談したいケース、これらのケースでは弁護士に相談しましょう。

協議離婚が不可能

協議離婚とは、妻と夫の双方の話し合いによって進められる離婚のことです。離婚時の条件(慰謝料や養育費など)に双方が合意した場合にとれる方法で、片方が条件に対して納得出来ずに折り合いがつかなかった場合は協議離婚が不可能となります。また、相手方がそもそも話し合えるような状況じゃない(DVをしてくる、精神的な病気になっていて話し合いが成立しない など)場合も、協議離婚が不可能という判断になります。

協議離婚が不可能となった場合は、調停離婚か裁判離婚という離婚の方法を取らざるを得なくなってしまいます。そうなると弁護士に依頼しないと話が進まなくなるので、必然的に弁護士に相談することになるでしょう。

離婚を有利に進めたい(親権・養育費など)

離婚を有利に進めたい場合も弁護士への相談が最適です。離婚をすることはすでに決めており、養育費や慰謝料、親権などに関して有利に話を進めたい場合は離婚カウンセラーではなく弁護士に相談してください。弁護士に相談することで、有利に進めるための方法を教えてくれます。

ちなみに、離婚後の生活に関する相談(子どもとの接し方など)は離婚カウンセラーでも受けてくれます。法的な視点では無く、家族としてどのように接していくべきかなどは離婚カウンセラーの方が寄り添ったアドバイスをくれるでしょう。

まとめ

離婚カウンセラーとは、その名の通り離婚に関する内容の相談を受けてくれる人のことです。離婚に関して具体的なアクションも決まっておらず、離婚を意識した初期段階での相談に離婚カウンセラーは適しています。

そのため、夫婦間の仲を修復するための相談についても受けてくれます。最終的には離婚を薦めるという訳では無く、相談してきた人にとって何が最善かを考えて、相手方との中立を維持しつつ的確なアドバイスをくれるでしょう。離婚を決めたから相談するのではなく、離婚の危機に陥ったから相談するといったスタイルで訪れてみるのがおすすめです。

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